カウントシープ
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2005年02月10日(木) 回復

めきめき回復して、相方はもう歩き回っている。血液や体液を排出するために体内に入っているドレナージのパックをポシェットに入れて歩き回る姿はとても術後二日目とは思えない。お見舞いに来てくれた人もビックリの回復力だ。
というか、元気すぎないかお前?
痛み止めもなしで痛くないの?と看護婦さんも首を傾げ、ブラックジャックみたいな傷口は感染もなく綺麗だ。お粥も2食食べただけで、今日にはもう米粒を食べている。(もともとお粥が大嫌いな相方だが、これを完食しないと次の常食に進めないんだと脅すとしぶしぶ食べていて少し可哀想だった)

ベッドのサイドテーブルには同じ病室の人と交換したお菓子や差し入れてもらったプリンが沢山ある。皆自分の子供くらいの奴が入院してきたので、すっかり構い倒されていて、小さな家族みたいになっていた。

弱っている人は弱っている人の気持ちがわかるのだ。普段は他人行儀にすれ違う人々も、病院ではこうやって声を掛け合って助け合う。街を歩いていたときには他者に無関心でも、内側には優しい気持ちを沢山持っている。


ロビン