カウントシープ
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朝起きて、一番に感じるのは窓から差し込む光だけれど、最近は雨が降ることもしばしばで、そういう朝は光じゃなくて水の音で目が覚める。それは雨の音ではなくて、家の前の通りを走る車の、タイヤが水の上を通る時の音だ。
朝から雨が降れば空は暗いし、傘を差して歩くのも面倒だし、濡れれば不愉快だし、犬の散歩にも支障が出る。雨が降ると憂鬱になるのは仕方がないことだと思うけれど、雨が嫌いな訳じゃない。木造の我が家では屋根に落ちる雨音がよく響いてそれはそれで聞き入るし、傘に落ちる雨の音だって好きだ。
ポストカードやレターセットや、そういったお気に入りのものを眺めてみたら、雨をモチーフにしたものが幾つかあって、イメージの世界では雨にシンパシィがあるみたい。以前日記に書いていたお天気マグカップだって、雨が一番お気に入りだ。
雨と同じくらいすきなのが虹、でもこれはゲイの象徴だからかもしれない。
ロビン
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