カウントシープ
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2005年03月29日(火) スキンヘッド

ボクがこんなことを言っていちゃいけないのかもしれないけれど、髪の毛がなくなった相方はやっぱり可哀想に見える。今までフサフサしていた茶色い髪の毛は今は全部なくなって、ほんの少し、産毛みたいな髪が残っているだけだ。相方は気にしていないよ、というけれど、ボクは気になる。見るたびにはっとするし、撫で撫でしてしまう。

1つ判ったことは、髪がなくなることで愛は変わらないということだ。病気でなくなるのと加齢でなくなるのは違うかもしれないけれど、髪がなくなったって相方が相方なことに変わりはない。そんなの当たり前じゃないか、と言われそうだが、髪の毛がなくなると外見の印象って随分違うものなのだ。

抗癌剤が終わったらまた生えてくるから・・・という安心?があるけれど、もしずっと髪が生えてこないままだったらそれでも愛しているかといえば、やっぱり愛しているんじゃないかな。相方はもう自分の気持ちの一部にもなっているので、病気を抱える気持ちも、乗り越える苦しみも、失う悲しみも、共有した今では、髪の毛のない頭だって2人のものなのだ。


ロビン