カウントシープ
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ある日、外出から帰ってきたら、今朝まで居なかった鳥の大群が、家の前の電線に群がっていた。この近所には常に鳥の大群がたむろっていて、少し筒移動しているのだが、今度はボクの家の前に移ってきたようだ。
鳥は好きだがここに大量に移住されては困る、とボク達は思った。ふとボクの家の屋根を見ると、3羽の鳥が瓦の隙間に入り込もうとしている。とりあえずその3羽には撤退してもらいたいナと考えていたら、相方が「何とかしてみるよ」と言った。 とりあえず家の中に入って荷物を置くこと3分、相方が戻ってきて「みんな居なくなっちゃった」と言った。ホースで3羽に水を向けたら飛んでいった、と言った。どれどれ、と思って外に出たら、3羽どころか全部居なくなっていた。
空が真っ黒になるくらい沢山いたのが、みんないっぺんに飛び立って、それからもう半年経ったけれど、2度と戻ってこない。
3羽に煽動されたのか、相方の気迫が伝わったのか?断っておくが、相方は鳥が好きなんだけれどな。
ロビン
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