カウントシープ
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2005年04月08日(金) 名を知らない




ボクの家に生えている植物は、ボクがコーディネートしたものではない。だから、ボク自身も何が生えているのか良く解らない。(この花の名前もわからない)

よく解らないまま水をやり、気がつくと花が咲く。それでもこの家に住んでもうすぐ2年になるので植物の模様替えも2周目。去年も咲いた花が今年も咲いて、そうすると同じ花が街のあちこちに咲いていることにも気がつく。植物にたいして関心がなかったボクにとって、今まで単なる町並みだった光景に、花という記号が浮き出て見えてくるのだ。

認識することで同じ光景が変化していくことは面白い。例えば、今まで只の車だったのが、名前や形を覚えたらもう沢山の車からきちんと区別されて見えるし、星だって星座の形を結び上げる。

逆に言えば、記号に隠れて落ちている情報だって沢山あるってことだけれどね。


ロビン