カウントシープ
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2005年04月20日(水) |
嫌いの判断基準(食物編) |
猫と犬では猫のほうが味にうるさい、と思う。
猫は(当社比)キャットフードをえり好みするし、嫌いなものははっきりと食べない。鼻先まで持っていっただけでも嫌な顔をするし、それ以上薦めてもどこかに行ってしまうだけだ。
一方犬は(当社比)どの種類のドッグフードを与えても、まず食べないということはない。(正確には1匹性格が猫の犬がいてそいつはえり好みするのだがこいつはイレギュラーとする)大抵の食べ物にはトライするし、食べてしまう。家にいる3頭のうちの1匹は特に何でも食べて、梅干や納豆まで食べてしまう。酒もコーヒーもOKで、およそえり好みというものをしない。人間が林檎を食べているとき、その皮を嬉しそうに食べているような奴だ。
そんな犬が、ひとつだけ食べないものを発見した。 それは バナナ。
猫も犬も酸味のあるものは苦手だというが、この犬はグレープフルーツだってレモンだって食べる。それなのになぜかバナナを与えると、口にくわえてからポトッ・・・と落としてしまう。別の好き嫌いの多いほうの犬は食べているのに、どうしたことだろうか? この犬が食べないわけないと、相方は何度か試してみたが、結果は同じ。そもそも1度食べて嫌いと思ったなら、咥えなきゃいいのに、律儀に口に入れてからポトリ、なのだ。
猫は食べないものには最初から近寄らないのに、何故犬はいったん口に咥えるのだろうか?ご主人様が食べろというなら・・・という忠誠心からなのか?1度食べた食べ物の匂いは忘れないことから、匂いがわからないということはないだろうし。
性格が猫の犬のほうは忠誠心が薄いのだが、コイツに無理やり食べ物を押し付けると、咥えてどこかに行って見えないところに放置して戻ってくる。やはり、与えられたものはとにかく受け取らなくてはならないと思っているのだろうか?
と、他人の好き嫌いに文句をつけているボク自身も好き嫌いは沢山でバナナもしっかり嫌いに入っている。ボクは、食べ物をまず見た目で判断する傾向がある。見た目でこれは駄目だと思ったらまず手を出さない。それでも数年に1個くらいトライして克服できる食べ物があって、一番最近では銀杏が食べれるようになった。これでもう茶碗蒸しの中を捜索しなくてすむようになった。好き嫌いがないっていいことだなぁ(珍しく)。
ロビン
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