カウントシープ
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最近のチビ(一番若い犬、の意味)のブームは目を舐めること。目といっても、舐められる側は当然目をつぶるので、正確には目蓋をベロベロ舐められることになる。
もちろんそんなことは御免こうむりたいが、奴がそれを仕掛けてくるのは最も無防備なとき、寝ているときなのでどうしても最初の攻撃は回避しがたい。これは対人間だけでなく、対犬にも施行されているが、他の犬も困っているようだ。
どうして目を舐めるのか解らないが、それを見ていたら竜の玉を思い出した。確か東洋の昔話の中で、『昔ある男が、ある生き物(蛇か魚か鳥か?)を助けたところ、夜になって美しい女が現れた。2人は夫婦になり子供を生むが、ある日男は女の正体が竜であることを見てしまい、女は去ってしまう。残された赤ん坊を前に途方に暮れた男が、竜を助けた湖に出向くと、女が現れて、乳房の変わりにこれを舐めさせなさいと、片目を差し出し、子供はそれで満足する…』という話を思い出した。
子供心に、目玉を舐めるというシチュエーションはショッキングだなぁと思ったものだが、目玉という箇所はそれだけ象徴的な部分なのだろう。
ロビン
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