カウントシープ
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虹が好きだ。
じゃあ、虹の7色って何色からできてるの?って言われるとさあ困った。好きだとか言ってるワリにすらすらと出てこない。赤・黄色・紫・青・・・緑なんてあったっけ? ということで調べてみると、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫 がその7色だった。藍色―インディゴ色もカウントするのか、と思ってみたけれど、この天然の色彩の組み合わせを好きな人は多いだろう。 虹や、(見たことがないけれど)蜃気楼、そしてオーロラのようなカタチなくして見える幻のようなものは、どこか神秘的な匂いを含んでいて、何処までも魅力的だ。
もうひとつは、消して手の届かないところに現れることだろうか。虹のたもとに辿り着けたらと、誰でも子供の頃には考えるだろうが、近づけば虹は見えなくなってしまいそう。また、どれも自然の条件が合わさってできる現象で、作り出すことができない。一体誰が、空に大きく掛かる半円状の虹を掛けることができかといえば、それはもう神様の気まぐれくらいじゃないかしら。
話が変わるが、子供の頃、祖父の家は山の裾にあった。祖父の家に車で近づくと、段々山が大きくなってくるが、いざ近づくと山は居なくなってしまう。自分達が山の中に入ってしまったからだが、子供の頃はこれが不思議でならなかった。 近づいた分だけ大きくなると思っていたからだ。
ロビン
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