カウントシープ
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ここに一冊のノートがある。ごく普通の、中に罫線が弾いてあるだけのものだけれど、何となく表紙の絵が気に入って買ってしまったまさに衝動買いの一品だ。 表紙にはヘラジカのような、立派な角をもったシカが一頭、その傍にウサギが一羽、少し離れたところにもう一羽。緑鮮やかな木々だが、シカの傍に落ちているのは枯葉であり、ウサギのあたりは白い雪山のよう。 よく見れば随分おかしな絵なのだ、緑豊かな木々と、枯葉と雪山がひとつの絵に同居しているのだから。
このノート、使い道が見つからなくて困っている。最近は何でも文章は皆パソコンで書いているし、ボクはお世辞にも字が上手ではない。何かを勉強してまとめるならば、ルーズリーフタイプのものがよかったし、メモにしては立派すぎる。ようするに、使い道の見つからないノートなのだ。
今やっている勉強は、並列で色々あるけれど、仕事以外で考えるなら、ヴァイオリンおよび音楽の勉強か、英語の勉強だ。音楽の勉強をするなら五線紙のほうが相応しいけれど、5線紙には文字は書きにくい・・・ ということで、考えたのが、このノートで音楽を勉強して、必要なときに五線紙を切って貼り付ける、というもの。 これでこのノートが活躍したらいいな。
ロビン
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