カウントシープ
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2005年06月19日(日) 子猫の行方

今日は相方の誕生日。
なのに、相方をおいて仕事仲間と島にいたボクは、ご機嫌取りのケーキを片手に帰宅した。
美味しいケーキ屋さんに入ってお目当てのショートケーキを探したら、この季節はショートケーキは苺ではなくてメロンですといわれて、メロンのショートケーキを買って帰った。何となく誕生日のケーキっぽくなくなって、言い訳しながらケーキを渡し

、「まさか(子猫は)いないだろうねぇ」と恐る恐る尋ねてみると、昨夜犬を居一頭連れて迎えにいったら、もう居なくなっていたらしい。
ホッとしながら、母猫が迎えに来たのならいいなぁと思った。

ほんの数日前、この子猫と同じ柄の明るい茶トラ猫が、家の向かいで跳ねられて死んでいたからだ。ボクの家の周りには飲食店が多くて、野良猫も沢山いるけれど、猫は、他の猫が産んだ子猫は育てたりはしなさそうだ。母猫が死んで1人ぼっちで、機材の温もりを見つけてボクの家の裏にいたのかもしれない。

ボクは猫を拾わなかったし、ボクの手はそれ程沢山のことをできないくらい力がない。自分の力量を見定め、抱えられる範囲のことを腕の中においておいて、急に手を離さないようにと、思っている。それくらいのことだって、ずっと続けるには、相当の覚悟を要するものだ。


ロビン