カウントシープ
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手塚治虫氏の「火の鳥」の中の、宇宙が舞台の話がとても印象に残っている。その中に出てくる鳥人、というのか、鳥が擬人化したような種族が出てくるのだが、その足が鶏のような鳥の足で妙に生々しかった。
今思うと、その鳥人はダチョウに似ていると思う。見比べていないのでわからないけれど、決め手はその長い足だ。
長い足を持つ鳥は、ダチョウのほかにもいる。ボクの好きなフラミンゴや、ツルなど、皆折れそうな長い足の持ち主だ。けれど、細すぎてあんまり真近で観察することができなくて、遠めにはどちらかというとまるでストローみたいなツルツルの素材でできているような感じがする。
それに比べて、ダチョウの足は、鳥の足の模様がはっきりと見て取れて妙に生々しい。確か、火の鳥の物語の中の主人公も、その足が気持ち悪いといいながら彼らを虐殺していたように思うのだが、どうして鳥の足が気持ち悪いのだろう、と考えると、少なくともダチョウの足のシルエットは、まるで人間の足を彷彿とさせるからじゃないだろうか。そう思うのは、家に居る犬達―ボルゾイの足を見ているからだ。彼らの足は長くて、足を組んでいるところはまるで人間みたいだ。よくボルゾイを気持ち悪いとか犬じゃないよあれはという人がいるが、ボクもそう思う。気持ち悪くはないけれど、犬って感じはしないもの。
ところで、ダチョウについて調べていたら、なんとダチョウの平均寿命は70〜80年らしい。人間と同じくらい生きるなんて、うっかりダチョウを飼ったりしたら、残していくとき大変だ。遺書にダチョウは誰々に譲ります、とか書いても、2メートルを越す巨体を貰っても、ちょっと困るよね。
ロビン
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