カウントシープ
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| 2005年07月27日(水) |
レンガの家は壊れない? |
先日会っていた3歳の子供は、壊れるのをとても嫌がった。
一緒にブロックで遊んでいても、さっき作ったものが壊れると大騒ぎ。また作ろうね、と直しても、また壊れると騒ぐ、の繰り返し。お陰で5回くらいレゴで出来たお家のドアの修理(乗せるだけ)をした。
ブロックなら壊れても組み上げれば元に戻るのだけれど、こうやって元に戻るって解っているから、ボク達大人は安心していて、また直せばいいと暢気にしていられる。 ボクの手を借りて出来たブロックの家は、ボクの力に依存しているから、この3歳の子供からしたら、一人では守りきれない家なのだ。
小さな子供の頃はもっと無力で、壊れてしまった色々なものはもう戻ってこなかったし、一度使ってしまったらもう元に戻らないものも沢山あった。お気に入りの消しゴム、ノート、花火、金色と銀色の折り紙…まだお金を持っていない子供達は、また買いなおせばいいという知恵が付くまでは、それを失う覚悟で、お気に入りに手をつけたり、人に譲ったりしていたのだ。
それがなくてはならないもの、掛け替えの無いもの、そういったものは、生きていくうえで大切だ。けれど、掛け替えの無いものがあるからこそ、失う悲しみ苦しみ寂しさもまたひとしおで、どちらかひとつなんてことはない。それが命になったりすると、もうこの世に唯ひとつの魂なのだから、人を愛するということは、相当の覚悟が要るものだ。
ロビン
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