カウントシープ
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さる1月4日の未明、ボク達はしぶんぎ流星群を見ようと空を見上げていた。だが夜の街は明るく、加えてボクの居住区には薄く雲が掛かってしまって、空を広く見ることはできなかった。
年が明けてから毎晩夜、同じくらいの時間に散歩に出かけていたのだが、すると必ず、出かけた頃には空は晴れていて、家路につく頃には薄い雲が出ていたので、この夜もそうなるかな、と思ったら案の定だった。
観測時間が夜中の2時から3時と、かなり遅めだったけれど、この時間にもっとどこか小高い丘にでも出かけたら、星が流れるのが見えたのかもしれない。
ボクは今までに流れ星を1,2個は見たことがあるけれど、キラキラッと流れて、すぐに見えなくなるほんのわずかの瞬きだった。だから、誰かが隣にいても共有することができない、その瞬間の幻のような喜びなのだ。それが、流星群ならば見た星は別々でも、一緒にその喜びが見られると思うと、また来年に期待しようと思う。
相方は子供みたいな玩具が好きなのだけれど、先日は家庭用プラネタリウムを買ってきた。それを天井に映したら、沢山の星がキラキラとまたたいて、ちゃんと流れ星が流れて消えた。
ロビン
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