カウントシープ
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2006年01月21日(土) |
完全なる法則と秩序などない |
一応毎日ヴァイオリンを弾く、ということにしているのだけれど、仕事で出張するときには流石に持っていくわけには行かない。ホテルでこもって、弱音機を取り付けてやるという手もあるけれど、オケを生業としているわけでもないのにヴァイオリンケースを背負ってあるくのも、どうかと思う。
ボクは、やると決めたことはきちんとやりたいほうなので、それが欠けることがもどかしいのだ。最近では、このエンピツの日記のほかにヴァイオリンの日記をほかのWeb日記でつけているのだけれど、そちらのほうは過去の日記は書けないので、時々書き損じてしまう。その日にちの飛ぶのがとても嫌なのだ。
例えば、毎週水曜日しか書かないとか、日曜日は書かないとか、そうした法則性をもってやりたいものだが、そんなに機械的に何でも統御していてはいけないとも知っている。ボクの中の何割かはそういった安定を求めて自己満足したがり、もう何割かはもっと人間らしく!と訴えるのだ。
・・・揺るぐことのない法則、秩序がもたらす美、美しいものだけで作られた世界。それは、ひとつの美術品や曲の中に求めるべきであり、人間が入ったとたん、それは不完全に傾き、永遠でなくなり、それこそは我々の存在する証明である。それでもなお完全に近いものを求め続ける、そうしたジレンマの中で足掻き続けるのが嫌なら、自分の定義した完全なる世界へ、落ちてしまえ!さあ!
ロビン
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