カウントシープ
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2006年02月26日(日) ご飯抜きの罰

時々無性に、食べ物を食べたくなくなる。

食べたくなるの逆で、そういうときの心境はやはり病んでいるのだろう。人は、食べたり眠ったりを肯定できないときは、おそらくネガティブなものに引きずられていくときだ。

それは生きていることを否定するようなもので、生きることから逃げようとする弱さや、今すぐに何かしらを示したいという器の小ささの現われのようなもので、もう子供どころか十分にいい大人の自分がまだこんな表現で持ってうだうだしていること自体がまったくもう!・・・という感じだ。

そういう時はやたら自罰的なときで、こんなボクには食べる資格なんかないと本気で感じちゃっているのだけれど、もう一方では、食べないでいることでやってくる空腹に耐える自分という行為でもって、苦しみを受けているから許してもらえるのではないかというメカニズムが潜んでいる。

子供の頃に親に受けた罰則の1つはご飯抜きだったけれど、そのときに出来上がった心理構造がそのまま今日まで生きているのだ。


ロビン