2001年10月25日(木) |
サックス&プリパー、俺のしにざまを... |
この日は、サックスの(フランスからおこしの)方の レッスンと、プリパー(ゲネプロのことらしい) をみせてもらった。 仕事仲間のI氏が「デザンクロ」という、10分くらい 過激にふきっぱーな曲でレッスンをうけたのです。 場所はキタラの小ホールの、楽屋。 あんな近距離であんないい音というか、すばらしい ものにふれることができてとてもラッキーでした。
その方は、お人柄も、明るくて懐が深そうで ユーモアがあって、すばらしかったです。
トランペットとサックスでは、楽器の構造はもちろん 違いますが、そのレッスンの内容も、1時間くらいだったん だけど、1年分くらい学べたような気がしました。 I氏は、事前に「緊張する?」と連発し、しまいには 「おれのしにざまをみてくれ!!」とかいってましたが、 憧れの大家の目の前でちゃんと、要求にすぐにこたえて いました。
ピアニッシモであんな、存在感のある演奏ができるなんて すばらしい。フォルテもすごく音圧があるうえ、「でかい」 のではなく、すごく音楽的に意味の深いものにきこえる。 なにからなにまで「はい、すばらしいです。(トレビやん)」 しかでてこない時間でした。
ホールの「プリパー」もきかせてもらったけど、 ビブラートのかけかたもなんかこう、ほんとにちょうどいい という感じで、というかすごくよかった。いい時間でした。 自分もあんな風に吹きたいです。
|