古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2008年06月12日(木) 華麗なるピアノとトランペットの響き

北見方面にいっていたのですが、とても印象に残っているのが
端野にあった『石倉倉庫』。

前日にリハーサルしにいったんですけども、湿り気のない白っぽい石のレンガつくり。
木とはまた違った、手ごたえのある感触を楽しめる残響で、昨年入り口と中をホール用に改装されたばかりだそうです。
コンクリートのようにはきんきんしないし、ヨーロッパの寺院のような響きだなあと思いました。
また現地におすまいの調律師小林さんのアイディアで、演奏の現場として柔軟に活用しやすいとある工夫が加えられています。
そこは、昭和初期から実用され保存されてきたもので、周囲にも倉庫がありその区域全体が『石倉公園』として保護されているそうです。
とっても気持ちよかった。


夜は、出演者の方々と小林さんとでお食事に。
やはり、前日はお肉系たっぷりいただいておくのが大事ですよね♪

北見のアート21ホールでも、まずはホールでリハーサルさせていただきました。
ホール前のロビーにて『華麗なるピアノとトランペットの響き』というタイトルで、ほとんどがデュオプログラムのコンサートに出演。
ピアノのデュオ(アート21のアドヴァイザ−でもある大楽勝美氏、加藤香織里さん)と、トランペットとピアノ(加藤さんと♪)のデュオです。
加藤さんは、ステージに明るい光を呼び込めるはつらつとした方。
大楽先生の期待を一身に背負い、全力での快奏を披露されていたと思います。
このたび共演させて頂けてとても楽しかったです。

一番まえに座っていたちいさな女の子に、吹く度
『すごいね。』
といわれ、はりきって吹きました(単純だ笑)。

その後、小林さん企画ツアーで、北見市内のおかしやさんめぐりに連れていっていただき、網走へ・・・。
網走でも、演奏家として貴重な経験をさせていただきました♪


網走そのほかの詳細は、また次回としまして、昨日はリハーサルでした。
洞爺湖サミット開催にあたって、NHKでコマーシャルソングとして放送されている方を中心としたイベントの為のもの。詳細はまた次回。

某高校吹奏楽部との共演と、ピアノの方とのジャズプログラム(できんのか)でまずはピアノリハから。

ピアノの松本氏は、教育大S校とG大をへて、クラシックを専門につづけてきてらしたのですが、五年前からジャズに転向されたそうです。
クラシック出身の感覚も、実際的に理解していただけるので、
アドヴァイスも前向きで、無駄なへこみかたとかさせられずに
リードしていただけてます。

できない、わからない、場違い(笑)なときに、へこんでも、もうすでに案外意味ないんですよね(笑)。
実際どうしたら、よりましになるのかって言葉がないと、ただの先輩自慢にしかならないと思いませんか?
『それ本物と違うから』
だけだったら、しろうとでも言えるわけだし。

ピアノとのデュオだけでもアドリブ譜つくっていただいたら、全部で楽譜二十枚でじみにふきっっぱなし&当てっぱなしであ〜る・・。
書いてもらったのに、まったく都合と好みでいろいろとりかえて吹いてみてますがやるたび気分が変わってしまうので、定まりません。
これのほかにバンドとソロの曲もしあげないと・・やや、ハードだな☆

悩ましいのは、『覚えとくと便利』なはずのディミニッシュコード連打採用されてる曲かな(笑)。
自分がそのコードをソルフェージュしにくいせいなのか、気持ちの所在がはっきりせず、けむにまいてるみたいにクールに感じるのは、私が一応クラシックからはじめたからなのだろうか・・。
自分にとっては、ミステリアスな印象を与えるスケールですねえ。

松本氏はディミニッシュコードが大好きなんだそうです♪

と、悩んでもすすまえないので、とりあえずさらってます。
やってくと自然に聞こえてくるものもあるのだろう。たぶん。

天気がよい今日はトランペット日和◎





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