| 2001年12月11日(火) |
「漢字の本6年生(下村式)」と網野善彦「日本社会の歴史(下)」の途中を眺めた。 |
「漢字の本6年生(下村式)」(偕成社)の人偏の部を読み始めて「仁」「仲」「供」「俗」「俳」と止まらなくなった。「俳」の解説で「人前で身ぶりおもしろくたわむれるのは、ふつうではない。それなのに、それを仕事にしている人のことで<役者・俳優>の意味になった。」とあった。「ふつうではない」が解説の核になっているのだ。ほんとうだろうか。 網野善彦「日本社会の歴史(下)」の途中を眺めた。「第十章 地域小国家の分立と抗争」十五世紀の日本を抑えていた室町幕府の支配力を失っていき、諸地域に独自の地域勢力が台頭し始めるというところまで読んだ。読みたかった十六、七世紀の歴史の前段を簡単に見た感じである。 昨日からの集中豪雨ならぬ集中豪雪で普段コマーシャルで威張っている鉄道会社の列車も不通になった。こんな極端な降雪は珍しい。風景が一瞬で北国の街に変わった。ゆきすぎの雪である。雪といえば、ポール・ギャリコの「雪のひとひら」だが・・・
|