| 2002年03月04日(月) |
栗田昌裕「本がいままでの10倍速く読める法」(三笠書房知的生き方文庫2002.3.10)を一気に読了。 |
栗田昌裕「本がいままでの10倍速く読める法」(三笠書房知的生き方文庫2002.3.10)を一気に読了。 買いたい本は山ほどあるのに題名に惹かれてまた買ってしまった、読んでしまった。「20ページが1分間でしっかり理解できる!」とか「この読書法があなたの人生効率を大幅にアップさせる!」普段なら冗談としか思えない言葉が魅力的に光っている、そんなことが稀にある。 仮に1時間で300ページの本が読了できるようになって「積ん読」がなくなったとしても、頭の方が大量の情報を処理しきれずにパンクするだろう。著者の栗田さんが言うような鮮明な頭脳状態を維持するのは困難だろう。 冷静になればあれこれ反論が思い浮かぶがその時にはすばらしいことのように思えた。ときたま起きる衝動買いである。560円程度の買いやすい値段だったことも左右した。これが1000円近くだったら立ち読みで済ましたかもしれない。 単なる速読法ではなく体の調子や心の落ち着き、脳の活性化などの事柄を含めて総合的に速読の問題を捉えているので、難しいけれどももしも上達したらすばらしい経験をすることになるのでは、と思わせてくれる。 最後に読書スピードを再度計ってみたら読み始めの約2倍になっていた。もっとも一度読んだ文章をもう一度読んだわけだから手放しに二倍になった、凄いとは喜ぶことはできないのだが。 巻末の経験談のせいではないが「もしかしたら」といまだに思わせている、そう「微妙な」本なのである。
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