読書日記

2002年04月30日(火) 佐伯泰英「妖怪狩り(夏目影二郎始末旅)」(光文社時代小説文庫2001.11.20)を39ページまで。

佐伯泰英「妖怪狩り(夏目影二郎始末旅)」(光文社時代小説文庫2001.11.20)を39ページまで。
シリーズ第4作。題名をよく見るとホラー小説と受け取る向きもありそうなことに気がつくが時代劇を読む人でそう思う人は結局いないだろうという題名である。
主人公もすっかり板について安定度が高く、「万一の時、鳥居を切れ」という父親の指令をなんの疑いもなく受け入れる。
冒頭はかつてあった無頼の雰囲気のかけらもない正調時代小説といった趣で始まる。
文庫の尻尾の方に文庫目録があって他の時代小説作家の名前と作品名が並んでいる。そのすべてがこの佐伯泰英氏の作品のように画期的に面白いのだろうか。
隆慶一郎氏の2作品はもちろん知っている。
それ以外のものは実際のところどうなのだろうか。
古着屋総兵衛、密命、狩りシリーズといままた続けざまに読んでいるがこのハイレベルの面白さはどこから来るのだろうか。
逆に例えばその才能を大長編一本に絞ったならば、どんなすばらしい作品が生み出されるのだろうかともったいなく思う気持ちもある。


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