読書日記

2002年05月01日(水) 佐伯泰英「凶刃(密命・一期一殺)」(祥伝社文庫2002.2.20)を読了。

佐伯泰英「凶刃(密命・一期一殺)」(祥伝社文庫2002.2.20)を読了。
「密命」シリーズ第6作。藩主を襲う危機に中年剣士の金杉惣三郎がまたまた立ち上がる。寒月霞斬りの剣が縦横無尽に振るわれる。サブタイトルの一期一殺とはその寒月霞斬りを破るために敵方が編み出した剣法の名前である。
この物語でも敵方の剣豪は凄味があり存在感があり、みな次々に主人公の金杉惣三郎に敗北していくのがもったいないくらいである。
古着屋総兵衛シリーズでもそうであるとおり、この物語でも主人公に関わっている人物達が一人一人生き生きと描かれていて、剣戟場面がなくても緊張感を持って読み続ける事ができる。話の面白さだけでない魅力があふれている。だから再読に耐えると思われる。


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