読書日記

2002年06月28日(金) 川本三郎『君美しく』(文春文庫2000・04・10)の始めだけ。

題名の読みは「きみうるわしく」で副題が「戦後日本映画女優讃」となっている。
読んだのは最初の「女優嫌いの大女優・高峰秀子」
ご本人へのインタヴューの再現という形式のエッセイである。
「二十四の瞳」くらいしか観ていないし、とりたててファンというわけでもないけれども、高峰秀子さんの人柄や魅力が好ましく伝わってくる。
最初のページに現在の写真があり、その裏のページに若いときの魅力あふれる写真を配しているのは、その当の女優にとっては酷なことかもしれない。
やはり往年の姿は何とも言えない気品がある。


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