矢野誠一『藝人という生き方(渥美清のことなど)』文春文庫(2001・11・10)の最初のほうを読む。第1章にあたる部分は題して「渥美清と田所康雄と車寅次郎」で48ページまで。小林信彦の本と違って筆者が渥美清のファンではないらしいので冷静にその芸人としての生を眺めることができたようだ。解説は、長部日出雄。