神蔵美子『たまもの』(筑摩書房2800円2002年4月25日初版第1刷発行P206)写真集もしくはフォト長編エッセイというのでしょうか。それとも写真付き赤裸々日記というのでしょうか。文筆家の坪内祐三のもとを離れてこれも文筆家の末井昭のもとに走った女性の愛の自分日記写真集。不思議な本です。カラー写真よりもモノクロ写真の方がいろいろな意味で怖くリアルです。昨年、とても評判でした。