武ニュースDiary


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2007年03月29日(木) ジョン・ウー監督の説明

「赤壁」の進行他については、いろいろ憶測が飛び交っていますが、
ジョン・ウー監督自身が出てきて話をしました。
クランクインの日取りについては、
4月7日説が既にいくつかの記事で出ておりますが、
騰勝娯楽によれば、監督は4月中旬と言ったそうです。
同じくジョン・ウーの言葉を伝えた新浪娯楽の記事は、
4月7日と地の文で述べています。
新浪娯楽にはメディアがあるのですが、私のPCで開かないため、確認することができません。
2本の記事は、前半後半継ぎ足すとわかりやすいので、勝手にそうしました。

出演者達はすでにみな北京に集まって待機中と言われていますが、
りんご日報は、今のところバラバラで、武も台湾に帰った情報もあると言ってます。

ちなみに、「投名状」は昨日全ての撮影を終えたと、
28日の新京報が書いていました。



今日(29日)午前、ジョン・ウーが北太平洋荘に近いフィルム現像所に現われ、
3月末に行われると噂のあった「赤壁」製作発表会を行う代わりに
「赤壁」と北京華柯映画フィルム現像株式会社との契約式を行った。

「赤壁」来月中旬クランクイン

ジョン・ウーの話では、様々な準備がまだ完了していないため、
「赤壁」のクランクインは来月中旬まで伸びるだろうとのこと。
「赤壁」の撮影は約6ヶ月かかり、またハリウッド方式で管理する。
もし、準備がまだすっかり終わらないうちに慌しく始めてしまったら、
大きな損失があるだろうと彼は言った。

ではあるが、ジョン・ウーは現在、すでに母馬が子馬を産むシーンの
撮影を終えていると明かした。
彼によれば、母馬が子馬を産んだばかりの母子の
密接な結びつきを描き出すために、非常に苦心をしたそうだ。
この国際クラスの監督は続けて、
「赤壁」が撮り始めたのは、1つの新しい生命が誕生するシーンで、
この映画もまた新しい生命のように
誕生して成長するというたとえを含んでいるのだと語った。
馬の出産と「赤壁」にどんな関係があるのかと質問されると、
ジョン・ウーは笑って、それはみなさんにとっての謎にしておきたいと答えた。
(以上騰訊娯楽 2007..29より)

トニー・レオンはなぜ辞退したのか

「具体的な理由は彼に聞いてくれ!いささか突然の話だったよ。
彼は私が優れていると考える俳優だし、実生活では良き友人でもある。
彼は諸葛亮役に最もふさわしい役者の1人だと思っているが、
しかし彼の選択を尊重するさ。
責任感の強い俳優だから、アン・リーの映画の撮影に精神力を使い果たして、
回復の時間が必要だ。
それ以外の理由は私にはわからない。
代わりに決まった金城武については、彼と一緒に仕事が出来るのはとても嬉しい。
きっと、ぶつかり合ってよい結果がでると信じている」

リュウ・イエがチャン・チェンの代役に?

「そうはならないはずだが、言うのは難しくもある。
今回の映画は撮影期間が長く、少なくとも6ヶ月かかる。
これは普通の状況ではない。
だから我々は俳優のスケジュールを第一に考えて、進行に影響のないようにする。
俳優がいくら良くても、同時期に他の映画には出られない。

今回製作班は半分ハリウッド式の製作モデルを採用している。
国内では雨が降れば何日か撮影を休止するが、それはやらない。
アメリカのCG会社と韓国のプロダクション、
それに中国のスタッフを加えれば、800人前後を抱えて、
数日撮影を中止すれば、多くの金を浪費することになる。
我々はキャスト変更を考えるが、それは個人的な好き嫌いではない。
リュウ・イエとは「天堂口」で仕事をした。
彼の演技は非常に真に迫ったもので、
彼もチャン・チェンも同じ崇高な気質を持っている」

準備不足で�爐任�そこないの建物�瓩里茲Δ法�

「プレプロダクションは既にほぼ完成し、技術面は大体準備できたという団塊なので、
クランクインを1週間遅らせた。
現在俳優達はみな良好な状態にあり、張り切っている。

林志玲はこの半年間ずっと演技を勉強してきており、
チョウ・ユンファはせりふの暗記に奮闘中だ。
張豊毅は必ずや従来のものと異なった、新しい曹操を見せるだろう。

胡軍、チャオ・ウェイは毎日武術訓練だ。
役の大小にかかわらず、みんなが努力しており、
この映画に参加するのだという気持ちを持っている。
スタッフも含め士気盛んで、早く撮影に入ろうとせっつくくらいだ。
どこがまずい?」
(以上新浪娯楽 2007.3.29より)


BBS  ネタバレDiary ★   Go! 23:50


2007年03月27日(火) 萩尾望都受賞作●ファンが見た金城武

レインボーママさんを通じて、お知らせいただきました。
教えてくださった方、ありがとうございます。
萩尾さんのコメントに注目!  → ニュース

作品のサイトのフラッシュはすごい! → こちら



●ファンが見た金城武  23:50

ファンが金城武を見た、というだけなら、別にそれほど珍しいことではありませんが、
これは仕事である期間、ほとんど毎日顔を合わせていた人が
話したことなので、貴重です。

「投名状」撮影中、宿泊していた上海のホテルの従業員が、
他のファンにたずねられてチャットで(多分)語ったことを、
許可を得て大陸の掲示板に転載したとありました。
紹介していいですか、という問いに、�狷韻献侫.麁瓜里世�ら、どうぞ「分享」してください�瓩�
答えていましたが、「分享(フェンシアン)」は楽しみを分かち合うこと。
あちらの人は、画像とか、メディアとか、紹介するときになど、よくこの言葉を使うんです。
向こうの人にしたら、そんなに大した意味はないのかもしれないけど、
なんか、いいなと思います。
そこで、そっと甘えさせていただきます。

やりとりを見ていると、この話してくれた人は、節度をわきまえているというか、
例えば、性格はどんなだった? という質問には、
性格はつきあってみてわかるものだが、自分は短い間しか会っていないから
わからない、と言ってますし、他のところでも、推測は口にせず、
目で見て感じたものだけを話しているようです。
内容も、プライベートを暴露するという感じでもないので、
内容を少し整理して、一部だけでもお伝えしてみたいという気持ちになりました。


・(かっこよかったかという質問に)
かっこいい、超かっこいい。言葉では表現できない。
私は男だが、それでもそのかっこよさには抵抗できない。
この目でじかに見て初めて、
本人は写真よりも何倍もかっこいいんだということを知った。

・ホテルを引き払う日、スーツケースを運び出すのを手伝った。
彼はそのときソファでタバコを吸いながら、男性のアシスタントとお喋りをしていた。
その様子はすごくかっこよかった。笑うと、ものすごい魅力がある。
たばこを吸う姿は男らしく、最高。銘柄はマイルドセブン(七星)。
タバコはひどく吸うというわけではない。

・(老けたという者があるのだがという問いに)
ヒゲがあるときは、確かに年を経た感じがしたけれども、
後でヒゲを剃ったら、すぐ、輝きのある、英気に満ちた感じに変わってしまった。

・(肌はきれいだったか)
男の中では、とてもきれい。
メイクをしていないときの彼を見ていたわけだが、本当に良かった。

・ホテルに滞在したのは、大体半月。その間、ほとんど毎日顔を合わせていた。
ただし、話をしたわけではなく、挨拶してにっこりしあうだけ。
目が魅力的。とても大きく、深く、黒目が真っ黒だった。
この真っ黒い瞳があるから、こんなに魅力があるんだろう。
まるで、底なしで、見ると落っこちて、抜け出せなくなってしまうみたいだった。

目、鼻、口、顔の形、それに眉まで、完璧と言えるほど。
武のどこが一番きれいか、言いあっている人もいるが、私に言わせると、全部が完璧。
本当に、見て初めてわかった。
私がどう感じたかというと、こんな容姿なら、
有名になりたくないといっても、そりゃ難しいだろうということ。

・(礼儀正しいが、距離を感じるというのは本当?)
そう、そういう感じを受けた。見上げても手が届かない感じ。
でも挨拶を交わすときは、とても親しみやすい。

・(やんちゃで好奇心が強く、可愛い面は見たか?)
いや、部屋から出てきたときはいつもとてもクールだった。
非常に控えめで、いつも人の少ない方に顔を向けていた。
撮影のないときはずっと部屋にいて、夕食のときも出てこない。
アシスタントがいつも買いに行っていた。

・彼が泊まっていることは従業員しか知らなかったし、
外出するときは黒いキャップをかぶっていたから、誰も注意していなかった。

・他の人間とははっきり違っていて、歩く様子も迫力がある。
(ちょっと背をかがめて大またで歩くのでは?)
映画で見るような意識的な感じではないけれど、そういうところがある。
とてもあかぬけている。声は太くて低い。

・最初、中国語で話しかけたら、中国語で返事をした。
次のとき、英語で言ったら、英語で答えた。
その後、日本語で話すと、日本語で答えた。

・背は178は確かにある。私がちょうど178センチで目線が同じくらいだから。
私より立派な体格に見えた。


BBS  ネタバレDiary ★   Go!  22:45


2007年03月25日(日) シンガポールのビオテルムに●役の行方

まもなく任期満了を迎える香港特派員、レインボーママさんからのお知らせ。
お忙しい中、最後までありがとうございます。

シンガポールのビオテルムにも武登場!

Click!

左端に注目……これは新しく撮影したもの? その拡大はこちら


サイトにもフラッシュで登場しています。
まだ、以前の欧米の男性モデルもいますが、おいおい変わっていくのかしら?
→ こちら



●役の行方    23:50

昨日、孫権役がチャン・チェンからリュウ・イエへ変わったらしいとのニュースが出ましたが、
今日は、まだ決まっていない、あるいは、製作部もリュウ・イエのマネジャーも
否定した、との報道も次々と。
チャン・チェンがトニー・レオンと同じ事務所であることから、
この噂も出てきたようですが、今のところは静観しているほうが良さそうです。


BBS  ネタバレDiary ★   Go!  1:15


2007年03月24日(土) 「明星記者会」�ぁ�ジョン・ウーらと会う

やっと最終回です。
この後の全員で受けたインタビューの映像も教えていただいたので、
またいつかやってみたいです。
それもすごく楽しいインタビューでした。


――今回トニー・レオンは、あなた方2人は、
たくさん一緒の演技があったと思いますが、
演技していないときでも触れ合う機会は多かったんじゃないでしょうか。
普段のトニー・レオンはどんな人でしたか。


武 すごくいいです。いい人です。
あのときぼくらは、いつもこういう撮影は無駄遣いだねと話していました。
また何本か作品を一緒に撮るべきだと。
彼との仕事はとても気持ちくできました。それにとても楽しかった。
というのは、彼らはみんな先輩で、とてもよく面倒を見てくれた。
とてもよくしてくれた。
弟みたいに対してくれました。
なんだかかわいがってもらっているという感じがしましたね。

――ほんとに? でもあなたのように、自分は内気だと言って
実生活ではなかなか人と近しくなれない人に、
トニー・レオンがオフのとき、そのような面倒を見てくれた……


武 彼は全然距離を感じさせないんです。ぼくも意外だったんですけど、
彼が偉そうなふうをしているところなんか、全然見ませんでした。

――思ったんですが、芸能界で友人を見つけるのはとても難しいですから、
もし、あなたが、とにかくお2人が知り合ったというのなら、
実生活での個性から見て、あなたがた2人は
いい友人になる可能性があるのじゃないですか。


武 そうなるかどうか、ぼくは……

――こんないい人と友人づきあいしたくはないですか。

武 もちろん、もちろん思いますよ。
時間のことを考えると、お互いの時間が合えば。
ぼくは香港にほとんどいないし、彼も撮影に飛び回っていますから、
合うときがあれば、チャンスがあれば、親しくなれたらいいと思います。
この世界で友達を作るのは難しいとは思いません。多分やさしい。
ただし、本当に理解しあえる友人を見つけるのは難しいだけです。

――そうですね。ということは、あなたは実生活で
いわゆる親友は多くないのでしょうね。


武 友達は少ないです。でも、たくさんいる必要はないです。

――芸能界で特に信頼している、いわゆる親友は誰々ですか。

武 言えないですね。(字幕飛び出す)言ったら大勢の人に悪いでしょう。
ぼくの芸能界での友人は、スタッフの人が多いですね。
ぼくの性格なのかな。
仕事を始めて、あちこち行ってちょっといる。
今日はまた、どこそこにちょっといて、さっきのところにはもういない。
だから深いつきあいはとても難しいんです。
だから、一番多く会うのはスタッフの人になる。
撮影になったら、ええ、同じ人ばかりじゃないか……

――ずうっと一緒。

武 一緒です。彼らはみんな技術があるから、だからずっと仕事をしていける。
ぼくが今日この映画を撮る、例えば今「刺馬」を撮ってるけど、
カメラマンも「傷城」のときの第2カメラマンで、
彼もあのとき、ウォン・カーウァイがあのとき、彼を使ってます。
つまり、スタッフの友人が結構多い、実はね。
俳優はすごく忙しいんです。自分の仕事にね。

――この映画のことで、もう1つ疑問がありまして、
周りの知り合いもみんな聞きたがっているんですけど、
初め、監督も、スー・チーも言ってたでしょう、わいろを使って、
あなたとの共演シーン、激しいラブシーンを増やして欲しいと頼んだと。


武 違いますよ。

――でも、実際映画を見たら、いわゆるその手のシーンはどこ行っちゃったのか。

武 元々なかったんですよ。それは多分、ああいうとき、
記者会見のようなときにマスコミが書きたいと思うことで、
だからそんなことを言ったんじゃないでしょうかね。
今回スー・チーと仕事をして、楽しかった、本当に。
それはあのときも言ったけど、ぼくらは台湾出身で、
台湾出身の人と一緒に仕事をできるのは、
本当にほっとさせられる気がします。

――親近感がある……

武 いや、こう言うべきかな、ぼくと同じように、
台湾の外ですごく努力している、この仕事をがんばっている人がいる。
これは映画界全体、
台湾映画界を助けることになるかどうかはわからないけれども、
もし助けになるなら、大勢の人にいい影響を与えると思う。

(「傷城」でのスー・チーとの2つのキスシーンの映像入る)

――それからあなたは映画に出る以外に、
考えていることがあると聞いてるんですけど、
例えば脚本を書いたり、あるいは自分で映画を撮るとか、
そういう気持ちがありますか?


武 前は結構ありましたね。若いときはもっと思ってた。
最近は、監督はすごくくたびれるなあと思ってる。(笑)

――あの人たちの仕事を見てから。


武 もちろん種類にもよりますけど。やっぱり面白いですよ。
でもまだ勉強しなくちゃ。
できるだけ、優れた監督と出会える機会を見つけて、
演技を磨きに磨いて、現場で学べることは何でも学んで、
いつか、やりたいことができたらやる。
そんなにやろう!というのでなくていい。

――考えたことがありますか、もし、映画がなかったら、
あなたのような個性の人はどんな仕事をするだろうかと。


武 わかりません。(字幕飛び出す)考えたことありません。全然考えていません。

――ありがとうございました。

武 いえいえ、ありがとうございました。  (完)



●ジョン・ウーらと会う 23:45

金城武関連で「赤壁」関係ニュースです。


(前略)

ジョン・ウー監督の大作「赤壁」は、まだ撮影が始まらないうちから
センセーションを巻き起こす。
トニー・レオンが諸葛亮役を降りて、金城武が出演することが決定された。
金城武は、上海で撮影中の「投名状」の合間を利用して、
先日北京に向かい、
ジョン・ウーら主なスタッフとの顔合わせを行っている。
彼のために、ジョン・ウーと脚本家グループは役を書き換え、
美術・衣装担当の葉錦添(ティン・イップ)は
トニー・レオンとはまったく違うイメージを作り直している。

葉錦添は、電話でこう語った。
「私は出演者の交代を知ると、
急いでトニー・レオンと金城武が共演している『傷城』を見に行った。
2人に共通する特徴は、非常にいい男だということ。
トニー・レオンは内にこもり、金城武は外に出る。
冷静に評価すると、金城武の演技はトニー・レオンとは
まだ少し距離があるかもしれないが、
赤壁の戦いが起きたとき、諸葛亮はまだ27歳だったということでは、
彼の方がふさわしい」

過去、両岸三地で、多くの映画・テレビスターが諸葛亮を演じてきた。
葉錦添はこう話す。
「私とジョン・ウーは、歴史的観点に立ち、考証、リアルさ、
ドラマ性のどれ1つとして欠けてはならないと決めた。
以前、トニー・レオンの衣装を考えたとき、私もジョン・ウーも、
伝統的な�牘�扇に頭巾�瓩播仂譴気擦襪弔發蠅呂覆�った。
今、金城武になって、�犲磴�して老成�瓩隆兇犬蓮△覆�さらできない。
製作部にいる10数人の歴史担当も、この考え方に賛成してくれている」

「赤壁」で諸葛亮と周瑜は真っ向から対立する。
宴席で、周瑜は「隆中に醜い女がいる。
百里探し回ってもめったに見つからないほど醜い」と言って、
暗に諸葛亮の妻が�犖殿紊離屮広瓩任△襪箸�らかった。
葉錦添は、
「金城武は、これまでとは違う雰囲気の諸葛亮を演じることになる。
登場したとたんによくわかり、
何をしても、ああやっぱりそうだという感じにはしない、
徐々にその力を見せていくというようなものにするつもりだ」
と話している。

「赤壁」は今月末ないし来月初めに撮影を開始する。
金城武が出演中の「投名状」はまもなくクランクアップする。
2つの大作に続けて出演するのは大変ではあるが、利点もある。
毎日北京語を話しているから、「赤壁」の長くなりがちな北京語のセリフは
彼には難しくないだろう。
また、彼は以前「LOVERS」に出演しており、こう語っている。
「時代衣装を着て、違う話し方、違う動作をすると、
すっと昔の人間になってしまう」
(聯合報 2007.3.24)


ここに出てくる、器量の悪い諸葛亮の奥さんですが、
この記事を読むと、すごく素敵な人ですね。

また、諸葛亮役に続いて、出演者の変更が。
孫権役がチャン・チェンからリュウ・イエに変わったそうです。
リュウ・イエの事務所が認めたと成都商報は報じています。



BBS  ネタバレDiary ★   Go! 2:20


2007年03月23日(金) 「明星記者会」��●「投名状」中国公開は12月13日?

また続き。


――映画ではすごく酒好きの役ですよね。
最初の3年前は1滴も飲めなくて、レモンジュースを飲んでいるだけなのに、
3年後にはどこに行くときも、酒瓶や缶酒を放さない。
実生活の金城武は一体お酒好きかどうか、みんな知りたがっています。


武 お酒はやっぱり飲みますよ。
でも、たくさん飲むときもあれば、
ほとんど飲まないときもあるっていう感じかな。
最近は、機会があれば、そういうときがあったときだけ、飲む。
家で兄が飲もうと言ったら、ちょっと飲むとか。

――お兄さんが飲もうと言うんですか?

武 家族とね。
ぼくは自分から、さあ、飲みに行こうよ、とは言いませんね。

――酒瓶をいつも持っているから?

武 ああ、それはないですね。
自分から飲もうよと誘うことはないということです。
友達が来たときや、久しぶりに会って家に集まったときなんかは、
少し飲みます。

――友達の前で酔っ払うことありますか?

武 ありますよ。

――だって、自分のイメージをちゃんとしておきたかったら、
そしたら絶対酔っ払えないですよね。


武 でも、酔っ払うといっても、本当にみんなが楽しくて、おしゃべりして、
そういう酔いは気持ちのままに、そのときの成り行きで、
たくさんおしゃべりして、たくさん飲んで。
多分、いわゆる酔うというのは、
家で飲んで、そのまま寝てしまっていう感じですね。

――酔っ払ったときのことで、一番よく印象に残っているのは?

武 覚えていないですね。(字幕飛び出す)

――じゃあ、あなたは酒癖のいい人なんですね。飲んで寝てしまうだけなら。

武 わかりません。(笑)(また字幕)いつも違うから。

――友達に文句言われませんか?
金城武は飲んだらおしゃべりになってうるさいって。


武 やっぱりそういうときもありますけど、いつもそうだということじゃない。
気持ちが落ち込んでいるときか、すごく楽しいときかで必ず違うでしょう。

(映像:傷城の酒場のシーン)

――この映画ではトニー・レオンと12年ぶりの再共演なんですね。
前は「恋する惑星」で警官役でしたね。


武 前は本当の意味での共演はしてないんです。

――2人のシーンはないと。

武 はい、ありません。全然なかったはずです。
唯一顔を合わせたのは、現場でぼくの出番が終わって、彼が代わって入る、
でなければ、彼が撮影を終わって、ぼくの番になる。
そのときにすれ違う。

――当時、彼を見たときの感じは、12年経って今、再会したときとは違いましたか?

武 違います。やっぱり違いましたね。

――その頃トニー・レオンに会った後、わくわくしたかどうか、
すごく興味がありますね。


武 いや、今回の方がわくわくしましたね。
というのは、あのときは映画を始めたばかりで、
確か3本目だったと思います。

――そうですね、まだ新人でしたね。

武 その頃は、まだこの世界のことにあまり詳しくなかったので、
そんなに興味を持ってなかった。

――トニー・レオンが誰か知らなかったんですか!

武 もちろん知ってましたよ。でもそういう心境じゃなかった。
初めてウォン・カーウァイに会ったときなんか、
彼が誰かも知りませんでした。
気にしてなかったんです。ほんとに知らなかったんです。
多分周りの人は、ウォン・カーウァイ、わあ、すごい、
張叔平、わあ、すごい、という感じだったと思いますけど。
そのときのこちらの状態がそうだった。
学校を出てすぐ、ちょっとという感じでこの仕事を始めて、
すごく何を期待してやってるとは決して言えなかったし、
真剣に、え、あの人は誰、とか話したり、そういう感じではなかったんです。

(字幕)
12年前、金城武はトニー・レオンと「恋する惑星」で共演しました。

(「恋する惑星」の映像から「傷城」へ)

――今回トニー・レオンと再会して興奮したのはなぜ?


武 なぜ。なぜかというと、1つには彼の業績を見ているし、
以前、まだよく知らなかったとき、
もちろんあのころは、芝居をするチャンスはなかったけれども、
今度共演できるのは、すごく特別だと思ったからです。
前に言ったことがあるけど、ちょうど12年経って
一回りして元に戻って、またアンドリュー・ラウだし、その感覚は……

――まるで繋がってるみたいですね!実生活での続編のようですよね。

武 それにぼくら、また警官だし。

――そうですね〜。でも2人とも昇格しましたね。

武 そう、監督も昇格した。

――ですから、お2人が再び共演することになって……

武 初めてですよ。

――ああ、初めての共演で、本当にみんな期待して、
わあ、この2人が一緒なら、いい勝負だねって言ってるんです。
お2人の魅力的な目もね。


武 いやいや、ぼくは少しでも多くを学べればと思っています。
彼が演技をしているのを見るたびに、やっぱり本当に思うんですよ、
どうしてこんなに安定しているんだろうって。本当に尊敬してしまいます。

――ということは、彼が演技しているとき、
モニターの前に陣取って、じっと見つめているんですか。


武 隅に隠れていますよ。(笑)

――ほんとうですか。


武 遠くから眺めてます。
ぼくはめったにモニターを見ないんです。少ないですね。
自分の演技が終わってもほとんど見に行かない。
監督に見ないかって言われれば別だけど。

――それはどうしてなんですか。普通、俳優は自分の演技がどうだったか、
いつもすごく気にするわけではないんですか?


武 ぼくもすごく気になりますよ。
もし見たら、多分不満を感じるだろうってわかるんです。
不満だったり、まあまあだったり。
あなたが決めてくれればいいです。やり直ししなくてもいい。
だからぼくは、監督がOKと言うなら、それでいいんです。
だから他の人が演技をしているときは、ぼくは見に行かない。
失礼な気がして。こっそり見るのはね。

――だからすみで隠れて見ているわけですね。

武 そうそう。   (続く)



●「投名状」中国公開は12月13日?  17:30

一応、この日公開予定と各紙に出ています。
今後、多少の変更があるかもしれませんが、
11〜12月は、今年もまたプロモーションの旅なのでしょうか。


BBS  ネタバレDiary ★   Go! 9:10


2007年03月22日(木) 「明星記者会」��

昨日の続きです。


(「恋する惑星」「ターンレフトターンライト」「LOVERS」
「ウィンターソング」の映像流れ、「傷城」の映像に変わって)

(ナレーション)

このたび、金城武はアンドリュー・ラウ監督の「傷城」に出演しました。
この映画の傷ついた都市(傷城)とは香港のことです。
ということで、私たちは金城武の傷心の場所はどこか、
知ることができるでしょうか。


――アンドリュー・ラウ監督が考える、
いわゆる傷ついた人、傷ついた都市という概念を、
あなたはどのように理解したか、知りたいですね。


武 あまり理解していませんね。(笑)
彼が言っているのは、彼はここ何年も香港のことを撮っていないと、
いつもそう言っていました。
だからこの映画で、香港のことをとても撮りたかった、香港を描きたかった。
背景もそうだし、登場人物もみんな香港の人間です。

この映画ではぼくたちは……いつもぼくたちが映画で口にするセリフは、
どこどこの場所、この町、あの風景ということ。
撮影では、どこかの場所で代用することもできるんだけど、
彼は香港のセントラルで、何々街でというと、
そこに行ってそのシーンを撮るんです。
香港を撮っておきたいという気持ちがあった。
だからこの映画は戻りたい、ただ戻るんじゃなくて、
香港を改めて描き直したいという思いがあったと思うんです、
彼にとっては。

――では、あなたにとっては、香港は思い出のある場所ですか?

武 香港は、ぼくにとっては――仕事を始めたのは、
台湾でこの世界に入って、初めて映画に出たのは実は香港なんです。

初めてのときは、とにかくやってみる時期ですよね、この業界では。
いろいろな影響の多くは、全部香港で受けました。
監督もそうだし、映画界、あるいは歌謡界、
そのころはいわゆる四小天王、四大天王とか
大勢のアイドルやダンスグループがいて、
そういうアイドルブームが、ちょうどその頃の香港で起きていた。
だから、みんながひしめきあっている最中にぼくも居合わせて、
何かを吸収する……なんと言ったらいいのかな、
経験をあそこでたくさん積みました。

その頃は香港映画の一番いい時代で、
ぼくもチャンスをもらって、あそこで始めたんです。
その後、早い時期にチャンスを得て、ウォン・カーウァイに出会えたり、
アンドリュー・ラウと知り合ったのもその頃です。
だから香港は、ぼくにとっては、
実は本当にたくさんの思い出があるところなんです。

20歳過ぎの頃はずっと香港にいましたよ。
もちろん、辛いこともあったし、嬉しいこともありました。
どちらもね。
多分当時は、いわゆるパパラッチもいなかったし、
みんな、もっとのんびりしてた。

――写真撮ったりする、あれね。

武 撮影が終われば、みんなで遊びに行って、
食べたり飲んだり楽しむのが普通のことでしたね。
今は、みんな、どちらかというと、仕事は仕事とだけ考えている気がします。

――だから香港はあなたを悲しくさせることがある……?

武 香港に、自分を悲しませるものがあるかどうか……

――ええ。

武 人は成長する過程で、香港に限らず、どこでも、
何かしら喜んだり悲しんだりすることを抱えていると思います。
ぼくも、どんなことが悲しいか言えないけれど。

――では、あなたの印象に深く残っている、悲しかったことは何ですか?

(ナレーション)

悲しみについての質問に、金城武はどんな答を返すのだろうか?

武 たくさんありますよ。

――あなたを悲しませた人が大勢いるんですか。

武 そうじゃなくて、親しい人との別れや死別は、やっぱり辛いですね。
だから辛い……誰にもあることですね、これは。
それに年をとるほど、悲しいことも多くなるかもしれない。

――あるシーンで、それは黄伊汶演じる女性が死んでしまったとき、
あなたが病院の前のベンチに腰掛けて(映像入る)、
しまいに泣き出してしまうの
を見て、
私は、ずっとこう聞きたいと思っていたんです。
ああいう感覚をあなたはどうやってつかむのかって。


武 あれはプレッシャーが大きかったですよ。(笑)
つまり、ああいう芝居をするときは、
実はうまくできるかどうかわからない。
普通、こういう、とてもとても辛い芝居は、
ぼくは、もし前の日に、明日そのシーンをやるよと知ったら、
その日から気持ちが少し沈んでくる。

――準備ですか。

武 準備みたいに見えるけど、
本当はどうやったらいいか、わかってない。

――本当に?(笑)

武 もし、2日前に知ったら、2日間そうなる。
いつも行ってから――準備でもありますよ、どうやろうかと考える。
もちろん、そのとき監督がどのようにするのかは、わからない。
で、現場に行って、
「わあ、できなかったら申し訳ないなあ」と思うんです。
やっぱりプレッシャーがありますね。  (続く)


BBS  ネタバレDiary ★   Go!  00:02


2007年03月21日(水) 「明星記者会」� �CM撮影?

昨日、メディアのお知らせをいただいたインタビューの内容です。
30分あるのを起こすのは、さすがに長かった……
4回ぐらいになってしまうでしょうか。
できるだけ入れてみます。



明星記者会独占インタビュー

(男性司会者登場)
今日のゲストはすごいですよ。金城武です。
芸能記者たちがよく言う冗談があるんですよ。
生涯一度も金城武のインタビューをしなかったら、
他の美男子を何人取材したって何の足しにもならない、というんです。
金城武のカッコよさは、すさまじく、大勢の若い女性が彼の前では、
ただめまいを起こすしかありません。
もちろん、このめまいは医学上のめまいではなく、
夢中になってしまうこと。
つまり、すっかりやられてしまうってことですね。
(ずうっと中略)
では、今日のゲストです。金城武。
最高の美男子、ひげだらけ、無骨で豪放、
ちょうど今のぼくの路線みたいにね。

(映像とナレーション)
金城武は15歳で芸能界に入り、CMに出演、
1993年、初めての映画「ワンダーガールズ2」に出演します。
その後、ウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」で演技を認められました。
さそして「君のいた永遠」「ターンレフト、ターンライト」
「LOVERS」「ウィンター・ソング」と力をつけてきています。
今年、最新力作「傷城」を引っ提げての「明星記者会」で、
ミステリアスな雰囲気を保ち続けている金城武は、
一体どんな答を返してくるでしょうか?


(字幕飛び出す)
「忘れました」「わからない」
「理解しあえる友人に出会うのはとても難しい」

その他、「傷城」のメイキングもお見せします。
「明星記者会」のトップ記者による金城武追跡、
いよいよ開始です。


(女性記者登場)
「明星記者会」のベテラントップ記者が、またまた出動します。
私は謝楠です。
覚えていらっしゃるでしょうか、この場所に見覚えがありませんか?
そうです、ここは「傷城」の撮影班が宿泊しているホテルです。
昨日、私はここで主演のトニー・レオンの
インタビューをしたばかりです。
その後、私はここに泊まりました。
ただし、隣の下の階に泊まっただけなんですが、
それは、今日、もう1人の重要人物金城武にインタビューするためです。

すごくいい言葉がありまして、誰の心にも「傷城」がある。
ならば、どの女性の心にも、自分だけの金城武がいます。
そこで、今日、この30分間のインタビューで、
いつも謎めいた印象を与える金城武の話を聞くことができるのは、
非常に得がたいことです。
そして、それは「明星記者会」の視聴者のみなさんだけの特権なのです。
というわけで、今日は、いつもと違う話をどれくらい聞けるか、
ごらんください。
(部屋に入る)
では、いよいよ、このミステリアスな男性が
インタビュー室に入ってきます。期待しましょう。(武登場)

――まず最初に明星記者会の視聴者のみなさんに、ご挨拶をお願いします。

武 明星記者会の視聴者のみなさん、こんにちは。金城武です。

――金城さんの今日のコンディションはとてもいいようですね。
ひげがちょっと伸びてますけども。


武 そうそう、今撮影中なので。

――そうですか。
でもご本人にお会いすると、映画の中での様子……
「傷城」を私は見たばかりだからなんですが、
阿邦とはあまり似てないように感じますが。

(ナレーションと映像)

金城武は今回「傷城」で、知力と勇気を兼ね備えていながら、
酒に溺れる私立探偵を演じています。
トニー・レオン演ずる、内心を決して見せない
上級警察官の劉正熙とは、先輩後輩であり、
生死を共にする友人同士でもあります。
物語は残酷な一家惨殺事件で幕を開けます。
各人の過去が明らかになり、
少しずつ、事件の裏に隠された真相が示されていきます。


――阿邦はすごく感情が率直な人間だと思います。
例えば、妻に去られたり、友人に裏切られたりしたとき、
気持ちをそのまま表します。
けれども、実生活での金城さんは、ちょっと神秘的な感じがします。
それは、意識して作り出しているんですか?


武 いや……ぼくはずっと映画第一で来ていて、
いい演技をする、そして撮影が終わったら、
映画の宣伝が必要な時期は、宣伝をします。
ぼくのことを、神秘的だとか、出てこないとか、
思っている人が多いかもしれないけれど、
ちょっと誤解があるんじゃないかと思います。
それは、今は芸能人は歌も歌うし、演技もするし……

――いろんなジャンルで活躍してますね。

武 たくさんイベントに出る。
だから、ずっと姿を見せているように感じます。
出てきて何かしている。
ぼくは映画を撮ってるだけ。だから人の前に出る機会も少ない。
それだけのことなんです。

――でも、誤解して、
金城さんはとても内気な人なのだろうかと言う人もいますよ。


武 本当にそうなんですよ。
この仕事を始めたばかりのころ、全然慣れませんでしたね。
内気で、どうしたらいいかもわからなかったし、
大勢の人の前で話をするとか、全部難しかった。
その後、長いことやってきたので、少しずつ慣れてきましたけど、
やっぱり恥ずかしい。

(ナレーションと記者会見の映像)
内気な金城武は、人に謎めいた印象を与えます。
しかし、彼自身は、一貫してそれを否定します。

中日混血の金城武は15歳でCMモデルになり、
1993年、初めての映画「ワンダーガールズ2」に出演しました。
その後10年あまりの間に、かなりの知名度を得ましたが、
出演作は決して多くありません。
マスコミの取材もめったに受けません。
この、誰もが少しでも多く露出の機会をつかもうと
必死になっている芸能界で、
金城武の控えめな態度は、
逆に人気と芸能人としての値打ちを高めているのです。
  (続く)



●CM撮影?

「投名状」の記者会見の記事の内、南都周刊に、こんな一節が。

アンディは劇中では早く死んでしまうので、撮影も早く終わると思っていた。
ところが実際は、金城武はCM撮影で忙しく、
ジンレイも出番が終わって去ってしまった。
アンディが辛そうな顔つきをして、
「金城武もシュー・ジンレイも殺されてしまったのに、
ぼくはまだ殺されてない」
と言ったので、また一同爆笑した。
(南都周刊 2007.3.21)

撮影終了を「殺青」と言うので、それにかけている冗談ですね。
でも、ということは武はもう終了したっていうこと?



BBS  ネタバレDiary ★   Go! 22:40


2007年03月20日(火) 「傷城」北京プロモでのインタビュー

「北京の10時間」で最初のほうに出てきた白い服でのインタビュー、
映像がアップされたとAMUさんから、お知らせいただきました。

こちらです〜

26分あります。右下の橙色のボタンの真ん中をクリックします。
ダウンロードは会員のみ。
取り急ぎお知らせ。
(もう出かけなきゃ。帰ってからゆっくり見るのを楽しみに……)


BBS  ネタバレDiary ★   Go! 8:30


2007年03月19日(月) 「投名状」記者会見ニュースから・続き

記者会見関連の「投名状」の記事をもう1つ。

来年のお正月シーズンにはチャン・イーモウはいないが、
それでもやはり大作は存在する。
「刺馬』改め「投名状」は、
ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の3大スターが出演、
「終集結号」を上回る製作費をかけており、映画ファンの期待を集めている。
劇中、ジェット・リーとアンディ・ラウは、
反目し敵同士となる義兄弟を演じるが、
実際には本当に兄弟の契りを結ぶことになった。

「刺馬」改め「投名状」は初めから来年の正月映画をめざしている

相変わらずの、アクション要素の多い時代劇大作、
相変わらずの巨大な製作費(4000万米ドル)、
相変わらずの大掛かりなシーン(ともするとエキストラは1000人を超える)
……それでも、人々は「投名状」には新味があるだろうと信じている。
監督が、興行成績でも評価の上でも、
ひけをとったことのないピーター・チャンだからだ。

ツイ・ハークの言葉を借りると、
「ピーター・チャンはいろいろなテーマで映画を撮れるし、
毎回他とは違う感覚を表現することができる」
ピーター・チャン自身の話を用いれば、彼は
「これまで30人以上が登場するような大場面は撮ったことがないが、
この映画では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』や
『ゴッドファーザー』『男達の挽歌』の感じを出したいと思っている」

ピーター・チャンは撮影に打ち込み、煩わされたくなかったので、
多方面からの要望に応え、マスコミの現場取材を受け入れたのは、
クランクアップ間近の昨日になってからだった。
しかし、それでさえ、昨日の取材時間は何度も延期され、3時間遅れた。
大雨で、撮影班のいる上海勝強影視基地の道路はひどくぬかるみ、
スタッフ達はみな長靴をはいて、忙しく行き来していたが、
少しも気にしている様子はない。
道路ではエキストラ達が、全員汚れた濃い灰色の綿の服を着て
行ったり来たりしている……

長靴をはいたピーター・チャンが、ぬかるんだ道端の小屋の中に
腰を下ろしたときになって、やっと、
このぬかるみが舞台造りの結果であることを知った。
撮影所の道路は、元々石か、れんがを敷いてあるのだが、
ピーター・チャンが、清朝の都市造りのレベルは
そんなに高くないはずだと考えたため、
100トンにも及ぶ土砂を道路に敷き詰めるよう命じたのである。
本当は自分が真実だと思っているものだって、一種の「偽物の真実」なのだと、
ピーター・チャンは自嘲する。
なぜなら、
「当時の人がどんなふうに話していたか、どんな道を歩いていたか、
本当に知っている人なんかいやしない。
だから、やっぱり全ては虚構が作り出す1つの夢なんだ」

ぬかるんだ道路の説明から話に入り、
ピーター・チャンは自分の夢を語り始めた……

ストーリー:1972年版「刺馬」のリメイクにあらず

ピーター・チャンが一番心配しているのは、
この映画が1972年の「刺馬」のリメイクと簡単に片付けられてしまうことだ。
実際は「刺馬」と同じく、清朝末期の「刺馬事件」から材をとっているに過ぎず、
今回は新しい考え方や要素がたくさんあり、同じものとは見なせない、
だから思い切って「投名状」と改題したのだ、と彼は語った。

映画は、いわゆる「投名状」の話から始まる。
具体的なストーリーは――

知識人である馬新胎(ジェット・リー)が農民匪賊の頭、
劉二虎(アンディ・ラウ)、張汶祥(金城武)と兄弟の契りを結ぶことになる。
このためには、投名状を立てなければならない。
投名状を立てるには、下山して初めて出会った人間を、
それが無実の者であろうとなかろうと関係なく、殺さねばならない。
馬新胎が下山して最初に出会ったのは、彼の恩人であった。
そして彼は……
物語はこのように始まる。

馬新胎が、相手が劉二虎の妻(シュー・ジンレイ)とは知らずに恋仲になったことから、
彼と二虎との仲にひびが入り、結局は劉二虎を殺す羽目になる。
投名状を絶対のものとする張汶祥は馬新胎の裏切りを許せず、
とうとう馬暗殺をとげるのである。
(人民網 2007.3.16)


劉二虎とありますが、曹二虎じゃないのかな?
もっと詳しくストーリーを書いたものもありますが、このくらいで。
なお、「投名状」というタイトルは大陸用で、
香港と台湾では「刺馬」をそのまま使うと書いた記事もありました。

3枚並んだクローズアップの顔も、
演技中ではないけれどヒゲを剃り目をつむった顔も
悲しさを感じます。



BBS  ネタバレDiary ★   Go!  1:10


2007年03月17日(土) 「投名状」記者会見ニュースから●ヒゲなし武●エキストラ語る

「刺馬」改め「投名状」のニュースが出揃ったところで、
そのいくつかを。
まず東方早報の記事。



今月末にクランクアップする「投名状」(元の名:刺馬)は、
昨日、上海松江勝強影視基地で、
中国語圏のマスコミの現場取材を初めて受け入れた。
4大主演者の内、いたのはジェット・リーとアンディ・ラウのみ、
説明では、ヒロインのシュー・ジンレイは出番がすべて終わり、
末弟張汶洋役の金城武は、既にアクション監督チン・シウトンに従って、
撮影班の次のロケ地、横店で最後の部分の撮影をする準備に向かったという。

ピーター・チャン:「男達の挽歌」に敬意を

ピーター・チャンは「投名状」を、
「男達の挽歌」で描かれた義兄弟の情誼に敬意を表する
戦争時代劇だととらえる。
「私は昔の映画の、
『もう俺の頭に銃を向けるな』というような感覚が大好きなのだが、
今の映画にはこうした激しい感情は全く見られない」
が、「投名状」には随所にこのような
�牘冤再瓜里両雉鱈瓩鮓�出すことができると話す。

ストーリーと登場人物はすべて虚構の産物ではあるが、
セットと細部には、かなりの真実性を求めた。
「時代劇は昔からウソっぽく、華やかすぎる。
中国人にはちょっと劣等感があるからかどうか、知らないが、
一番綺麗で華やかなところを他人に見せたがる。
これは最近の大作だけのことではなく、
ショウ・ブラザーズのころからこの傾向は始まっていた。
だから、私は時代劇はあえて撮らずにきた」

戦いがあり、きめ細かい人物像があり、
では、「投名状」の主眼は一体大仕掛けな勢いあるシーンなのか、
それとも人物の性格を描き出すことなのか?
「どちらもある。
が、大がかりなシーンは、私は予定していなかった」
ピーター・チャンは、「墨攻」を見たとき、
本気でプロデューサーの黄建新にこう言ったという。
「こんな大きなシーンは入れないよ」
今になって、ラッシュ段階で既に20分間もの大がかりな戦争シーンがあるとは、
思いもよらないことだったそうだ。

出演者については、こう話している。
「みんな芝居に入り込んで、毎日私を捕まえては話し込んでいた。
今、出来上がった人物像は非常に豊かで、
豊かな物語とセリフは、出演者達が一緒に考えたものだ」

ジェット・リー:恋愛場面は恥ずかしい

「この映画の心理演技は、
20数年の芸能生活の中でも、一番複雑なものだった」
ジェット・リーは自分の演技に自信がない。
だが、ピーター・チャンは褒め上げてこう言う。
「ジェット・リーの心理演技はとてもいい。
彼とシュー・ジンレイの恋愛シーンもいい」
ある記者がジェット・リーに、
ブログでシュー・ジンレイとの恋愛場面は非常に辛いと書いていたが、
と問うと、
「彼女との恋愛シーンは、もちろんぼくの方がはにかんでしまって」
と、小さな声でぼそりと言った。

ピーター・チャンは、恋愛シーンの撮影で一番辛かったのは
シュー・ジンレイのはずだと説明した。
「もちろん私たちも辛かったよ。
2人が寝床の両側で寝ているシーンを撮ったが、
他の映画なら、必ず女をクローズアップして、
それから男がゆっくり女の側に寄ってくる。
しかし、この映画では、女が男のほうに行くんだ。
クローズアップはいつもジェット・リーの方なんだ」
おそらく、ジェット・リーの内気さが表情の演技に影響したのだろう、
NGが多く、そのためジンレイやピーター・チャンたちが
苦労することになったというわけだ。

アンディ・ラウ:曹二虎が気に入った

アンディ・ラウの役は、彼が知っているところでは、
初めの案には名前もついていなかったという。
「とてもうれしいよ、今回、曹二虎という名前をくれて。
この名は�爍韻弔了海烹夏�の虎は棲まない�瓠蔑祥妻造嗄�たず)
から取っているんだ。
ぼくはこの名前が大好きだよ」

出番は少ないが、アンディ・ラウは自分の役をとても�猝滅鬚き瓩噺世辰討い襦�
「曹二虎は勉強などしたことがない、単純な人間だ」
劇中ではアンディ・ラウは恋愛上は弱者で、シュー・ジンレイに背かれる。
夫婦のシーンについて、アンディ・ラウは大変自信ありげに言った。
「シュー・ジンレイとの愛情シーンでは、
彼女の方がはにかんで内気になっていたと思う」

(中略)

金城武:投名状を一番信じているのは自分

金城武は昨日姿を現わさなかったが、
ピーター・チャン監督が、一番早く起用を決めた俳優は彼なのだ。
新しいタイトルから考えると、金城武の役が最も重要になるのは確実だ。
ピーター・チャンは、こう語る。
「金城武の張汶洋は、中でも一番投名状を信じていた人間だ。
投名状は一種の極端な契りで、
仲間の命だけが命であって、外部の者の命は命じゃない。
ここがおそらく彼の残酷さでもある。
仲間には非常に良いが、そのほかの人間には感情を持たない」
(東方早報 2007.3.16)



●ヒゲを剃った張汶洋  22:20

先ほど、レインボーママさんに、台湾りんご日報の記事を教えていただきました。
ヒゲを剃ってしまった武の写真が出ています。 →こちら

この元記事は香港の「忽然一周607期」です。
そちらの方が間違いの余計な記述がありませんでした。
内容は、


今までヒゲだらけだった武が、ヒゲは既にきれいに剃ってしまって、
元の美男に戻っています。
盗み撮り(多分)されたのは、アクションシーンでなく、
シュー・ジンレイとの2人の場面。
椅子に並んで腰掛けてのシーンで、本番前、2人とも話を全然せず、
金城武のほうは目を閉じて眠っている

――というもの。
写真は「忽然一周」のものが大きくてきれいです。


  Click!



●エキストラたちの声 23:00

東南電視台で毎日18:00から放映する「娯楽楽翻天」で、
「投名状」に出演しているエキストラ達にインタビューしていました。
こちら
他にも1本見ましたが、それでは、女性のエキストラが、
アンディ・ラウが親しみがあって印象的だったと話していました。
これはこんな感じです。

男性ばかりのエキストラの人たちが、
まず、どういうストーリーかということを話しています。
それから、3人の主演者達の評判を記者が聞きます。

――3人の主役全員を見ましたか?

男性A 見ました。
――では、3人の中で誰が一番いいと思いました?
男性A 金城武が一番いい。性格が穏やかだと思う。
――あなたは?(と隣の男性に)
男性B 3人ともすごくいいと思います。3人ともこの目で見ました。
演技はそれぞれ特徴がある。
感情の演技がうまい人もいれば、アクションがうまい人もいる。
違いますね。みんなすごくいいですよ。
――じゃ、さっき言った感情の演技は、誰が上手だと思います?
男性B 感情の演技?(ちょっと考える。と、さらに隣の別の人が)
男性C 感情演技はアンディ・ラウだね。(そうそうと男性B)
それから、あの……金城武も。


ところで、数ある記事の中には、
「記者会見当日、金城武は撮影所にいたのだが、姿を現わさなかった。
仲間と探してみたが、見つけることが出来なかった」
と書いてあるのもありました。
一体その根拠はどこに?

ただ、ジェット・リー達が出番を終えた後も、
武にはこの後まだシーンが控えていることは確実で、
時を無駄にせず、次の撮影場所に移動したというのはそうなんでしょうが、
「赤壁」のことを聞かれるのを避けるということもあったのじゃないかな、とも想像。



BBS  ネタバレDiary ★   Go!  20:00



2007年03月15日(木) 「刺馬」タイトル変更&スチール!●追記●改名の理由ほか

スチールが出ましたね!
レインボーママさんからお知らせいただきました。
このページにある文章は中央社のニュース記事にもなっています。
(部分的にほんの少し違いますが)


 Click!

映画が絶対見たくなる写真です。
アンディ・ラウもジェット・リーも、今までとは全然違います。
前に監督が、3人の男達がとても美しいと言ったでしょう?
わかります。
で、少し前に、馬提督の子孫がなんたらで、
タイトルを「刺馬」から変更するという記事が出ていましたが、
理由はともかく、本当に変えました。
以下、記事の内容を。



「刺馬」、タイトルを「投名状」と変更
ショウ・ブラザーズの「刺馬」のリメイクにあらず、
生と死を共にした義兄弟の情を描き出す


4,000万米ドルをかけ、
3大中国人男優、ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武と
女優シュー・ジンレイが集結した歴史戦争映画「刺馬(ツーマー)」のタイトルは、
「投名状(トウミンジュアン)」と、正式に決定した。
本作は昨年末の撮影開始以来、メディアの注目を集めてきた。
監督のピーター・チャンが、
今回撮影する物語は全く新しい内容と観点によるものだと、
既に表明しているにもかかわらず、
各界のメディアは、ショウ・ブラザーズ版「刺馬」のリメイクと言い続けている。
混同を避けるため、監督自らタイトルを「投名状」と、正式に決定したもの。

「投名状」はショウ・ブラザーズ版「刺馬」のリメイクであるとの外部の誤解に対し、
ピーター・チャンは、歴史書や伝奇小説、あるいは演劇において、
創作者は自由に取材をし解釈をすることができる、
リメイクかどうかといった問題は存在しない、
特に、撮影を開始してからは、監督と脚本家グループは一層この物語を豊かに肉付けし、
「投名状」はますます全然別の作品になった、と語っている。

もちろん、最も重要なのは、やはり劇中の恩讐からみあう
兄弟間の情を深く描き出すことだ。
まさにピーター・チャンが「男達の挽歌」に匹敵する
歴史戦争映画を撮りたいと言ったように、
3人の主人公が結ぶ義兄弟の契りが、全編における最も重要なカギとなる。
彼らは梁山泊の豪傑達の立てた生死を共にする誓いにならい、
血をもって、「投名状」をしたためる。
「同じときに生まれなかったとしても、死ぬときは同じ」だと、
戻ることのない道へと踏み出すのだ。

「投名状」は古代にあっては忠誠の証で、
その意味は、ある組織に加わる前に、
その組織が認める行為によって忠誠心を表すことである。
いわゆる「およそおとこたるもの仲間に入るときは、
すべからく投名状を納めるべし」ということである。
現代では、申請書を提出する、ということである。
この形式は「水滸伝」の林沖が梁山に身を寄せる話に出ており、
後に多くの小説もこれを引用した。
であるから、登場人物達を左右し、悲劇のカギとなる「投名状」こそ、
タイトルとして最良の選択と言うことができる。

中国語映画史上、最も注目を集める合作映画「投名状」は、
4,000万米ドルという驚異的な資本を投入、
3人の国際的スター、ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武が初共演、
金馬奨最優秀監督賞受賞のピーター・チャンが監督する。
(合作の会社名は多すぎるので省略)
2007年末に公開、万全のスタッフ、大スターの顔合わせで2008年へとなだれこむ。

 
●追記  8:45
I'm TVサイト自体が今見られないようなので、しばしの間、こちらを。
1と2




●改名の理由ほか  23:50

大陸新聞の元記事になってると思われる東方早報の記事です。

4000万米ドルをかけ、ピーター・チャン監督、ジェット・リー、
アンディ・ラウ、それに金城武の3人の第一線の男優を集めた「刺馬」は、
4ヶ月間の撮影を終え、今月末、完全に撮影を終了する。
本紙は先週、「刺馬」が改題されるというニュースを報じたが、
昨日、監督のピーター・チャンの承認のもと、正式に「投名状」と変更された。
本日記者会見が上海で開かれる。

改名の理由その1:混同を避ける

「刺馬」の物語は清末4大奇案の1つを基にしている。
だが、ピーター・チャンがこの題材を取り上げる以前、
1970年代に、すでにショウ・ブラザーズが「刺馬」を製作していた。
当時の顔ぶれは、監督が張徹、ティ・ロン、デビッド・チャンら主演で、
興行成績も評判も大変良かった。

30年の時を隔てて、ピーター・チャンが再び「刺馬」を撮る。
マスコミからは、ずっと、ショウ・ブラザーズの名作のリメイクであると言われ、
甚だしきに至っては、ショウ版映画の版権を侵していると言う者さえある。
これに対し、ピーター・チャンはインタビューを受けた折、こう語った。

「史書、伝奇小説、あるいは演劇において、
作者は自由に材を取り、解釈することが出来る。
�爛螢瓮ぅ��瓩�どうかなどといった問題は存在しない」

また、クランクイン以後、彼と脚本家グループは
ストーリーにさらに肉付けしたとも語っている。
年末公開予定のピーター・チャン版「刺馬」は、
ショウ・ブラザーズの名作とは全く違った別の作品であると言うことが出来よう。
映画のよりよい宣伝のために、
ピーター・チャンは出資会社と意見をたたかわせた後、
知恵者の教えを仰いでから、映画のタイトルを「投名状」と変えたのだった。

改名の理由その2:内容によりふさわしい

4大名著の1つ『水滸伝』に、「投名状」は出てくる。
その大意は、ある者が山賊(緑林)の仲間になるときは、
必ず生死の契りに署名をしなければならなかった。
「投名状」があって、初めて山中に入り山賊となるのだ。
そして「投名状」を抜ける方法は、政府に投降をする以外にない。

「刺馬」を「投名状」と変更したもう1つの理由は、
ピーター・チャンが作中、3人が兄弟の契りを結ぶ重要な1場面を設け、
そこでの大事な小道具がまさに「投名状」だからである。
このシーンのおよその内容は、ジェット・リーとアンディ・ラウ、金城武が、
梁山泊の英雄達の契りにならい、血によって「投名状」の誓いを――
「同じ日に生まれることはできないが、死ぬ日は同じ」――立てるものだという。
だが、この後、ジェット・リー演ずる馬新胎は政府側に行き、
彼の野心は、3兄弟の反目と対立を引き起こす直接の原因となるのである。

関連ニュース
ジェット・リー、シュー・ジンレイ�犹爐広�

「投名状」と改題された「刺馬」は、
今日中国語地区のメディアの取材を受け入れる。
ただ、主演のジェット・リーとシュー・ジンレイは3月8日のブログで、
はからずも同時に、彼ら2人とも最後の出番を終えたことを明かしている。

シュー・ジンレイはブログで、
脚本家による彼女の�犁樟鍬瓩僚萢�の仕方に大いに賛辞を送っている。
その後、今度は出番が終了し、
最後のシーンは、金城武との「君は行き、我は従う」であったと告げた。


またジェット・リーは自身のブログで、
同じく自分が最後には�犹爿瓩魴泙┐燭海箸鯡世�している。

ところで、ある同業者が、現場でヒゲをきれいに剃った金城武を見たと話していた。
ショウ・ブラザーズ版の「刺馬」を参照するなら、
おそらく映画の最後の段階の扮装のはずである。
(東方早報 2007.3.15)


記事の通り、今日の午後、上海で記者会見が行われましたが、
監督の他はジェット・リーとアンディ・ラウが出席、
金城武は今日は映画の出番がないので来ておらず、
シュー・ジンレイはすでに出演シーンをすべて終えたため、出席しなかったそうです。
多分来ないという気がしてました。
スチールで、今のところは十分です。
それと、シュー・ジンレイが出番が終わったと書いているのは
11日のブログです。



BBS  ネタバレDiary ★   Go!  1:50


2007年03月14日(水) 「赤壁」配役変更について●ケン・ウォンと登山

1つの見方です。


出演するかしないかは問題ではない
どのくらい注意を引けるかがカギだ


この1週間、どの新聞を開いても、同じニュースが載っていた。
「トニー・レオン、『赤壁』出演を辞退、諸葛孔明役は金城武に」

ニュースが出るや、トニー・レオンのファンも、金城武のファンも、
ジョン・ウーのファンも騒然となった。
騒然となるのは決して珍しいことではない。
もともと芸能界は、にぎやかさが求められるもので、
にぎやかさのないものをどうして芸能と言えるだろうか。
騒然としたやかましさがなくて、どうしてにぎやかと言えるだろうか。

去年、マスコミが、
突然人気者になった林志玲が小喬役をやると伝えたときには、
いっとき、大騒ぎになったものである。
170センチ余りもある小喬が、羽扇と黒頭巾の周瑜の傍らに立って、
お手本通りにっこり微笑んでいるのを想像してみれば、
まだ撮影も始まっていないうちから
批判の声がいっせいにあがったのも不思議ではない。

しかし、先週、製作会社が「赤壁」の最終配役を発表したときには、
もう林志玲は注目の的ではなかった。
チャオ・ウェイの劉夫人、尤勇の孫権がいずれも人々の不安を呼び起こし、
実力派のかっこいい男として公認の
トニー・レオンが諸葛亮を演じることさえ、
大いに非難を浴びたのである。

トニー・レオンとはいかなる人物か。
大小各種の賞を獲得し、チンピラの阿飛から戦国の英雄まで
あらゆる役を真に迫って演じられる、カンヌの影帝である。
だが、それでも、最近は放蕩の貴公子のイメージで
スクリーンに登場することの多いトニー・レオンに、
知恵と勘の神業的に優れた諸葛亮が演じられるかどうか、
疑問を投げかける者は少なくなかったのである。

そして、こちらで疑問の声がまだ収まらないうちに、
あちらではスポンサーが、あっというまに言うことを変えた。
スケジュールの問題でトニー・レオンが辞退し、
諸葛亮は金城武に変わったと。
話に説得力を持たせるためか、当初、この役は金城武を考えていたと、
さらに強調するのだ。

ぎりぎり間際の配役変更は、本当にスケジュールの都合なのか、
はたまた出演料で一致しなかったためか?
同じ国際スターのチョウ・ユンファの出演料が1000万米ドルなのに、
たかだか100万であることに、トニーが不満だったのか?
あるいはカリーナ・ラウと台湾の富豪との派手なスキャンダルが、
出演を見合わせさせたのだろうか?
それとも、果たして彼自身が言うところの、
アン・リーの「色・戒」の撮影から戻って、休息が必要になり、
ジョン・ウーの大作に注ぎ込む精力が残っていなかったのか?

これらの答えはもつれあって、まるで、なぞなぞ番組の様相を呈している。
いずれにせよ、トニー・レオンは「赤壁」を逸した。
金城武はこの件について、まだ何も言ってはいないが、
ネットでは、彼はうまい拾い物をしたと笑っている者もいる。

だが、事実として、超ハンサムな金城のこの1、2年の映画における成果は
誰もが認めるところであり、大監督達との仕事からは、少なくとも、
彼がお飾りとしての役回りから努力して抜け出そうとしている
決意のほどは見て取れる。

もし、この配役変更騒ぎで誰が一番得をするかといったら、
当然スポンサーであり、製作者だろう。
だが、大作というものはスターをそろえなければうまくいかない。
これは道理であって、昔も今も、どこの国でも動かしがたい真実である。
どんなスターにするか、どんな顔合わせにするかは、彼らが心得ている。
ジョン・ウーのお気に入りがトニー・レオンであろうと金城武であろうと、
このオールスター大作の進行には関係ない。
どのみち、「赤壁」は、
1人のメインのスターが全編を支える文芸映画ではないのだ。
トニー・レオンが出ようが出まいが、なんら問題はない。
カギとなるのは、撮影が始まっていないうちから、「赤壁」が
このように多くの注目を集めているということなのである。
(周思帆・文 新快報 2007.3.13)



●ケン・ウォンと登山   22:40

「ダウンタウン・シャドー」で共演したケン・ウォン(タイタン役)の話題に、
金城武の名が。
最初、Tom娯楽の記事で読んだときには、
なぜ名前が出てくるのかわかりませんでしたが、
後でKIMIKOさんの教えてくれた東方日報の記事と合わせるとわかりました。
共に3月12日の記事です。

なので、くっつけて、内容をお伝えすると、
ケン・ウォンは子どもの頃から山登りが好きで、
芸能界に入ってからも、金城武とパーティーを組んで登ったことがあるそうです。
彼によると、登山は一種の楽しみで、大自然と触れると気持ちが明るくなる。
山だけでなく海に行っても、いつも大声を出して、
特に芸能界に入ってからはさらに大きくなっている、プレッシャーを発散するのだとか。

芸能界の友人とは一緒に山に行ったことはないのかとたずねると、
彼はこう答えたそうです。
「芸能人は耐えられないんだよ。
金城武は半分登っただけで、もう音をあげた」


BBS  ネタバレDiary ★   Go! 7:50


2007年03月13日(火) 「刺馬」カンヌで一部お披露目

初春の北京、郊外の古城の城壁で、
「刺馬」撮影中の香港の映画監督ピーター・チャンが、
生粋の�猖無�方言�瓩杷侏イ龍眈詆陲鳳薺算愼海鬚靴討い襦�

「刺馬」の物語は清朝末四大ミステリーの1つ、
「張汶洋、馬新胎暗殺事件」が元にしたもの。
ピーター・チャンはこの映画のために、歴史的背景を加えた
――1853年から1860年に至る太平天国の乱で、
特に3つの戦いのシーンを入れている。
金城武のほか、アンディ・ラウ、ジェット・リー、シュー・ジンレイが出演し、
撮影費用は4000万米ドルに達している。

「この映画は、純粋に見て楽しんでもらうためであると同時に、
反戦の心を伝えるものだ」
ピーター・チャンは言う。
「私が描き出したいのは、戦争が人間性を覆い隠してしまう闇だ。
あるいは、この映画は男の映画と言える。
ジョン・ウーの『男たちの挽歌』を見たとき、
男同士の情義を語る映画が撮りたい、と思った」

「中国人の歴史の叙述の仕方には、
往々にして事実とのずれが見られる。
ひょっとしたら儒家の伝統からかもしれないが、
人民の力が強大になっている」
と、監督は言った。
「これが中国の映画、現代劇、文学の伝統なのだ。
我々は自分たちの伝えたいものを撮る」

この映画の公開について、チャン監督は、
現在バイヤーと交渉中だと明かした。
だが、5月のカンヌ映画祭より前には決めない、
映画祭では少なくとも20分のフィルムを上映したいとのことだ。
(北京青年報 2007.3.13)


BBS  ネタバレDiary ★   Go!  12:50


2007年03月11日(日) 孔明役は合わない?他

「赤壁」

「三国志」は子どもの頃にダイジェストで読んだきり、
映画の「赤壁」も、群像劇だし、中国の時代劇、あまり見たくないしで、
ジョン・ウーとは仕事してほしいと思っていたものの、
全く気にしてなかった作品への急遽出演。
トニー・レオン降板による突然の代役出演ということで、
かなり驚きはありましたし、意欲的な仕事振りはうれしいけれど……
という程度の、無知ゆえの淡々とした心境も。

しかし、ゆっくり考え直すと、大スター集合といっても、
メンツを眺めると、これ、ユンファ、トニーがっぷり四つの2大主演だったのかも。
とすると、武は「赤壁」の主演になっちゃったの?
それもユンファが相手の?
そうだわよね、よく考えると、
赤壁と題する映画の諸葛孔明役なら、大役に決まってる。
あらま、じゃ、やっぱりこれ、大変なことだっんだ――と、
大いに遅まきながら、ことの重大性を悟ったところです。

大陸のネットでは、みんな、武では役のイメージに全然合わないと思ってる、
というネタがさんざん書かれております。
いわく、上背があって、端正、それに年齢面は合うが、気質が全然違う、
深謀遠慮の賢さが足りない、美男すぎる、だのの、
くだらない理由からなので、全然気になりません(ファンとしてですね)。
何かっていうと「帥」すぎる、って、中国の男はそんなに不細工ばかりなのか。
これほど賢さと品のよさを感じさせる若者もいないでしょうに。

今日の華商報がやはり、合っていないという一般の評を取り上げた後、
武のマネジャーの張さんに昨日電話で、その話題をぶつけ、
話を聞いたと、次のように書いていました。

(張さんの返事)
「『赤壁』の諸葛亮役は、既に金城武に決定しています。
一般の人の疑問については、金城武はあまり考えていません。
全身全霊で、目の前の仕事をしっかりやるだけです。
ジョン・ウー監督がこのように選択をしたのですから、
彼なりの考え方があるはず。
金城武は全力で向かい、映画ができたときに、
観客に認めてもらえる仕事になっているといいと思っています」

ということですが、ウー監督が選択したのだから、云々、という一節は、
他の記事で読んだ文章と同じ言い回しなので、
ほんとにこう言ったのか、ほんとにインタビューしたのかと、
思わず疑ってしまいました。
まあ、マネジャーだからホントに聞いたのかもしれませんね。

というのも、少し前、武に取材したと、短いけれど
武の声を載せていた新聞もあったんです。
でも、今、本人に取材なんかできる?
中国の芸能新聞は作文もやりかねないので、
どうしても慎重になってしまいます。

全然情報の出ないと前にも書いた「刺馬」の武ですが、
ファンの目撃情報はあがっていて、ちゃんと撮影しているようです(当然ですけど)。
頼めば、こちらでも紹介させてくれるだろうと思うんですが、
なんとなく、そっとしておきたい気持ちも今回はして、
いまだにそのままですが……多分、そのうち……



「傷城」

ところで、香港のファンが、テレビで、
「傷城」の2人の監督をチャップマン・トーがインタビューするという
番組があったと書いてくれていました。
それによると、


監督達は、初めは丘建邦役に、
韓国の俳優を使うつもりだったのだそうです。
ところが、その後、トニー・レオンが、
「ということは、撮影の間中、その人はずっと
ぼくに韓国語で話すということ?」とたずねました。
そこで、監督達も、2人の主役の出番は同じくらいなのだから、
もし、ずっと違う言葉を使うのだとすると、交流が難しくなると考え、
結局、金城武を選んだのだ、ということでした。

なんで韓国人……と、聞きたい気がしますが、
トニーの言葉が発端で、武出演に至ったということなんですね。



BBS  ネタバレDiary ★   Go!  23:50


2007年03月08日(木) トニー・レオン本人の釈明

トニー・レオンが公の場に登場し、諸説紛々の辞退の真相を自ら語ったそうです。
が、私の場合、武の出演との関係で関心があるので、
その談話をまとめた記事ではなく、こちらの方を記録しておきます。



恋人のカリーナ・ラウとの日本旅行を終えたばかりのトニー・レオンが、
昨日、姿を現わし、ジョン・ウー監督の時代劇大作
「赤壁」の出演を辞退した理由について語った。
彼は、準備不足のまま、諸葛亮という誰もが知っている人物を
事実と違ったものにしてしまうことはしたくなかったので、
考えを重ねたあげく、辞退することにした、と強調した。

「赤壁」は今月末にクランクインとなるが、トニー・レオンの
いわばギリギリの瀬戸際で手を引くという、普通でない行動は、
業界の者達の眉をひそませ、またそのため、様々な憶測が飛び出している。
カリーナ・ラウの気持ちを落ち着かせるために、しばらく仕事を休み、
彼女の側にいることを決めたためと言う者があると思えば、
あるマスコミは、「赤壁」が中国人地区では2部作の映画になるため、
トニー・レオンが出演料のことで製作会社に不満を抱いて辞退したと指摘する。
これらは彼を非常にとっては致命傷ともなりうるので、
昨日、姿を現わしはっきりさせたもの。

彼によると、映画出演に際してはいつも事前に充分な準備をしているが、
今回は諸葛亮という歴史上の人物を理解しなければならず、
いっそうの時間と研究が必要になる。
とくに、脚本を読んで、古語が多く、熟読の時間が必要なことがわかった。
慌しく参加して、本来の人物とは違うものにしてしまいたくない、
だから辞退を決めた、ということだ。
彼はまた同時に、ジョン・ウーが理解し了解してくれたことに非常に感激しており、
次の機会を期待しているという。
彼とジョン・ウーは出演料のことは話しておらず、
だから金のことが不満でうんぬんというのは、全く荒唐無稽だと何度も強調した。

またこうも語った。
「色・戒」に出演してからは、北京語のせりふは問題にはならないが、
脚本には古語があり、これは彼には大変難しいので、準備の時間がもっと必要だ。
だから、言葉はやはりカギではある……。

ジョン・ウーがトニー・レオンの代役に金城武を選んだのはなぜか?
金城武は北京語が流暢だということの他、
その個人的特質も「赤壁」の諸葛亮の役にぴったりあっているからだ

「赤壁」の製作部によると、赤壁の戦いが起きる前、
諸葛亮は世に出たばかりの若者で、
関羽と張飛が彼の能力を信用しなかっただけでなく、
江東に行って孫権に援軍を求めたときには、誰一人彼を重視しなかった。
ところが彼がいったん口を開き、手を下すや、世間は仰天した。

金城武とトニー・レオンは共に、
このような内面の「謎」の持ち主であることに特色がある。
特に金城武の年齢は「赤壁」前後の諸葛亮と非常に近い。
トニー・レオンの代役としては最良の選択と言ってよく、
また、より多くの若者と女性観客の注意を引くことが出来る。
ジョン・ウーも、金城武を通して、諸葛亮の、
後方で戦略を立てる非常に頭の良い一面を
観客に伝えることができると確信している。
(聯合晩報 2007.3.7)


トニーからの申し出は本当にごく最近のこと、と書かれていますが、
辞退の公表は、代役決定を待ってだったと思うんです。
ということは、申し出たのは配役発表の後ぐらいだったのではないかしら。
その後、武にオファー、それで脚本も読んだのでしょう。
後の仕事とのスケジュール調整の時間も必要だったはず。
本人も事務所も、かなりの決心がいるだろうし。
私はそんなに簡単なことだったとは思えないんですよね。
ともかく、ネームバリューから言ってもあまり遜色ない代役が無事決まり、
初めて円満な解決として公表に至ったというふうに想像します。


同じ聯合晩報からもう1つ抜粋。



ジェット・リー、アンディ・ラウ、そして金城武が主演する武侠時代劇「刺馬」は
現在上海で撮影中であるが、2日後、横店に移動して、
最後の大掛かりなシーンを撮影し、26日にクランクアップとなる。
しかし金城武とアンディ・ラウは、いっときものんびりできず、
「刺馬」クランクアップ後、直ちに、
それぞれ「赤壁」と「趙子計画」の撮影隊に合流する。
というのも、この2つの新作はどちらも3月28日にクランクインするからだ。


BBS  ネタバレDiary ★   Go! 2:00


2007年03月06日(火) 「赤壁」に出演●追記●「刺馬」撮影風景(武なし)

しかもトニー・レオンのピンチ・ヒッターで!
詳しくは後ほど。

   ↓

香港の明報の記事です。
誰も思ってもいなかった展開ですね。



ジョン・ウーが監督、7500万米ドルをかけ、製作する大作時代劇「赤壁」は、
今月末のクランクインを前に、突如配役を変更することになった。
諸葛亮役を務めることになっていたトニー・レオンが
数日前ジョン・ウーに正式に辞退したもので、製作部は大混乱、
ジョン・ウーは急いで、現在「刺馬」撮影中の金城武に連絡を取り、
最終的に出演が決まって、ほっと一息となったもの。

トニー・レオン側では、
この前の作品「色・戒」に全精力を投入したため、しばらく休息が必要な上、
スケジュール調整が難しく、やむなく辞退となったが、
ジョン・ウーとはこれまで長い付き合いがあるので、
許してくれていると信じている、と説明している。

史上最高の製作費の中国語映画になるであろうと言われる「赤壁」は、
大スター大集合の作品である。
先月ジョン・ウーが公開した配役は、チョウ・ユンファが周瑜、
トニー・レオンが諸葛亮、台湾一の美女、林志玲が小喬、
張豊毅が曹操、張震が孫権、尤勇が劉備、故軍が趙雲、
チャオ・ウェイが孫権の妹・孫尚香など。
上映時間は4時間に及び、大陸では前後編に分けて公開されると伝えられる。

今月末、北京でクランクイン

「赤壁」が準備中であることが公にされたとき、
トニー・レオンの名はすでに出演者名簿のなかにあった。
今月末、北京でクランクイン直前になって、
諸葛亮役をやることになっていた彼が突然出演辞退し、
金城武が代打を務めるとは、全く予想外のことであった。
「赤壁」制作部は昨日の午後、配役変更のニュースを明らかにした。
トニー・レオンがスケジュールが取れなくて出られないということについては、
ジョン・ウーとトニー・レオンとは親交があり、了解済みという。

ジョン・ウーは許してくれると信じます

ただ、心配なのは、トニー・レオンと金城武の持ち味が違うことで、
問題を引き起こすのではないだろうか?
製作部は、ジョン・ウーは諸葛亮を伝奇上の人物ととらえており、
トニー・レオンと金城武は外形が異なるけれども、
2人の感覚はどちらも�狷罩瓩瓩い討い董△Δ錣戮呂爐辰弔蠅靴討い討癲�
内面は測り知れないほど奥が深く、動き出すとがらりと変わる。
だから、金城武が諸葛亮を演じることで、
トニー・レオンに寄せられていた期待を裏切ることにはならないと語った。

トニー・レオンの事務所ジェット・トーンは、
彼とジョン・ウーは親交があり、一緒に仕事をしたい気持ちはずっとある、
が、トニーはアン・リーの「色・戒」に全精力を注ぎ込んだため、
撮影終了後はしばらく休息が必要であるうえに、
「赤壁」は8月末までかかるので、スケジュール上も困難であり、仕方なく辞退を申し出た。
他の特別な理由は何もない、と表明している。

スケジュール変更は双方で

金城武の所属事務所は、昨日この件について認め、
金城武は撮影の合間に「赤壁」の脚本を読んで非常に気に入り、
そのため、次のスケジュールを変更して出演することを決めたと明らかにした。
金城武はジョン・ウーとの仕事のチャンスを大変喜んでおり、
「刺馬」が今月末撮影終了した後、すぐに「赤壁」の撮影に入るが、
まったく新しい挑戦になるだろうと考えている。
噂では、2年前、ジョン・ウーのプロデューサー張家振が
金城武の出演を考えていたが、そのときは実現しなかったとのことだ。
今回のことは縁というものであろう。
(明報 2007.3.6)


台湾の聯合報は、

「赤壁」は2年前金城武に出演を要請したが、
スケジュールの関係で成立しなかったことがある。
今回の実現に、ジョン・ウーは金城武が合わせてくれたことを非常に感謝している。
金城武は「刺馬」が終了後、直接「赤壁」の北京の撮影班に加わるという。
しかし、彼はこの後、2作品を控えており、
「赤壁」のためにどうしたら延ばせるかは、大変頭が痛い。

と述べています。
聯合報ほか、他のニュースをチェックすると、
もう少し事情が明らかになると思いますが、
今は時間がないので、とりあえずここまでで。



●追記   23:00

激震の走った感のある1日でしたが、
特にトニー・レオンのファンの方々には衝撃だったのでは?
こういう過程で進んでいた仕事を断る、
それも直前でというのはよくよくのことでしょうし、
いわゆるお騒がせ芸能人とは遠い人だから、すごく心配でしょうね。

あちらのニュースも「なぜ?」が焦点で、既に色々な説が出ています。
スケジュール問題、出演料、カリーナ・ラウとのこと、「色・戒」の疲れ、
北京語の問題、ジョン・ウーのキャスティングの方針への批判、
同じ事務所の張震も辞退?……等々。
いくつか拾ってみようかと思いましたが、
今の段階では無駄だと思い、やめることにしました。

それにしても、突然、代役で大作の主役をやることになるのは、
大変だと思います。
どういう経緯か知らないけれど、ともかく出演し、この役をやることになった以上、
私たちとしてはその決断を支持し、応援し、よい作品になることを祈っています。
(白状すると、出演が今までになく続いてきたけれど、
「刺馬」の後、また開いてしまうってことも、
なきにしもあらずだよね……とちょっぴり心配もなくはなかったので、
その点は、ホッ。
この後も決まっていたようで。
「縁」なのか、ピーター監督との出会いが大きかったのか。
意欲を持って、仕事をしている彼を見るの本当にうれしいです)



●「刺馬」撮影風景

初めての製作側からのものではないでしょうか。
本当に一端がうかがわれる、という程度ですが。→こちら
しかし、武だけは、見たという情報も写真も、
一向に出てきません……やっぱり貴方は神秘の男。


BBS  ネタバレDiary ★   Go!  8:50


2007年03月05日(月) 「傷城」韓国版ポスター●追記

韓国公開はいつなのでしょうか。
基本は同じですが、より渋くなっています。

こちら

韓国語のわかる方、タイトルはどうなっていますか?


●追記 20:20 

レインボーママさんから、探索結果のお知らせです♪
Yahoo Korea サイトに紹介が出ており、
それによると4月12日、
さらにタイトルは「傷城:傷を受けた都市」。
うーん、日本もそれで行けるんじゃないのかなあ……こういう線で。
傷ついた街、とか。
傷を受けているのは男達だけじゃないんですよね。
でも、この映画にこめた、香港という街への作者達の深い想いを
外国で受け止めるのは難しいのかな。
さゆりさんもありがとうございました。


BBS  ネタバレDiary ★   Go!  17:30


2007年03月03日(土) 最佳銀幕小生の内容

28日の項にある「2006最佳銀幕小生」の内容です。


(ナレーション)クールな顔だが心は熱い、チョコレート色の男(ルイス・クー)、
物憂いまなざし、狂気を帯びた演技(陳坤/チェン・クン)、
名作に出演、議論を巻き起こしても気にしない(リュウ・イエ)
現代的な香りいっぱいのクラシックな王子様(ダニエル・ウー)、
落ちぶれるほどに精彩を放ち、
悲しみに沈めば沈むほど、人の心を動かす(金城武)。

いずれが06年の大スクリーンの二枚目�癸韻�、
「ムービー・レポート」の同窓会、�狷麕臾楞鉢瓠�年末の大選考会!

「視聴者のみなさん、こんばんは!」

「私たちの春節特別番組にようこそ――
『ムービー・レポート』同窓会が本日実施するのは、�狷麕臾楞鉢疊羈啻躋膕颪任后�

「こんばんは、『ムービー・レポート』同窓会、
‘06年最優秀二枚目選考の現場にようこそ。いらっしゃいました。
『二枚目』というと、まず最初に頭に浮かぶのは、
多分『甘い二枚目』という言葉でしょう。
実は『二枚目』は、初めの『甘い二枚目』から出発し、
様々なタイプに発展していきます。
例えば陽光少年、硬派二枚目、憂愁の二枚目などです。
今日では、二枚目を評価する際は、外見的若さ、美的側面だけでなく、
もっとその内面の実力を重視するようになっています」

「それでは、私たちの『二枚目組』クラス会に参加した同級生で、
戌年の去年、いずれも優れた演技を見せた人々が、
みなさんからの支持を期待しています」

(ナレーション)優れた男性は、内面外面とも充実していなければならないことを、
よく承知しています。
美形度の他、私たちは男らしい力強さ、演技力、スクリーンEQの、
合計4つの審査項目に従って、候補者たちを審査します。
最優秀者となるのは誰でしょう、彼らの審査員に向けた自己評定をご覧ください」


……との、2人の女性司会者とナレーションによる前置きがあって、
いよいよ1人ずつの評定に入ります。
それぞれの06年出演作と、そこにおける役柄の演技について、映像を交えて紹介、
本人へのインタビュー、また監督のコメントが入ったりもします。

その後、評定が数字で出ますが、役によっては美形度は低いものもあるわけで、
これが総合得点に関係するのはどーなんでしょーという面もあります。
また、スクリーンEQ(EQはIQをもじった、いわゆる�狄瓦涼稜住愎��瓩箸盡討个譴�
感情面の成熟度のことなんですけど)というのも、
わかったようなわからないような。

点数に開きはありますが、でも、紹介は全部ほめています。
どの人も確かに二枚目ですしね。
要は役柄の魅力プラス演技力みたいな結果でしょうか。
全員の分をご紹介すると面白いんですが、長すぎるので割愛。

トップバッター、リュウ・イエは「満城尽帯黄金甲」「ジャスミンの花開く」が紹介され、
評点は
、
美形度 5 男らしさ 4 演技力 9 スクリーンEQ 4 合計22点

2番手は陳坤。
作品は「理髪師」「雲水謡」「門」。
評点:
美形度 5 男らしさ 4 演技力 7 スクリーンEQ 8 合計24点


「陳坤が喜ぶのはまだ早いですよ。
というのも、すぐに強敵が登場するからです。
この人には強烈な現代的センスを持ちつつ、
同時に高貴でクラシックな気質と融け合っていると言われています。
そのため、フォン・シャオガン監督に起用されて、
中国版『ハムレット』に出演したのでした」

「もうおわかりでしょう、彼女が言うのはこの人――ダニエル・ウーです」 


――という掛け合いで、今度は香港のダニエル・ウーの紹介です。
中国版「ハムレット」は「夜宴」ですね。

ダニエルの評点は、

美形度 7 男らしさ 6 演技力 5 スクリーンEQ 6 合計24点でした。

さて、4人目。



「この�猴イ譴親麕臾椨畫�考もすでに半ばを過ぎました。
これまでの3人の二枚目にはそれぞれに優れた特質がありましたが、
4人目はもっと力強く、
また特に目を引く特徴があります――それは色の黒さです」


ルイス・クーは浅黒さが特徴とされているようですね。
ルイス・クーの06年の出演作は「宝貝計画」「生日快楽」。
評点は、
美形度 7 男らしさ 6 演技力 6 スクリーンEQ 8 合計27点です。

そして最後の1人は……。



「これまで登場した『二枚目組』メンバーは4人。
リュウ・イエ、陳坤、ダニエル・ウー、ルイス・クーです。
最後の二枚目はまだ姿を現わしていませんが、
私には、もうファンの歓声が聞こえていますよ。
どうやら彼の人気はとても高いようです」

「その通り、最も熱烈な拍手で最後の出場者を迎えましょう
――金城武君です!」

(ナレーション)寂しげな目1つで、無数の女性観客の心を乱すに十分、
1度微笑めば、満場の悲鳴、これぞ万人のアイドル、金城武です。
金城武は半分日本の血をひき、
昔、日本でも一世を風靡した二枚目アイドルです。
しかし、長年中国で映画に出演してきたので、中国の観客から広く受け入れられ、
非常に高い人気をかちえています。」

(北京でのファンとの交流の様子流れる)

「2006年、金城武は映画「傷城」に主演しました。
この中での彼は、もう以前のきらきら輝く二枚目のイメージはなく、
落ちぶれ、粗野な姿に変貌しています。
しかし、彼を好きなファンの目には、それは単なる錯覚なのです」

(字幕)ファンの錯覚:落魄=かっこいい

(ナレーション)「傷城」で、彼が扮した警察官、丘建邦は、
妻の突然の自殺の打撃から立ち直れず、
服装も構わず、髪は乱れ無精ひげ姿です。

これについて、多くのファンたちが、
我らが金城武は、尾羽打ち枯らしても汚くはならない、
たとえ落ちぶれても、それでもあんなにすてきのだ、と口をそろえるのです。

(字幕)ファンの錯覚:大酒飲み=愛にひたむき

(ナレーション)妻を亡くした後、丘建邦は大酒を飲むようになり、足元も怪しくなります。
このとき、大勢のファンがまた立ち上がって言います、
「私たちの金城武のこの役は、すごく一途!
彼は飲むといつも、幻覚の中で、妻の姿を見てるじゃない?」

「金城武は酔いどれを演じる感覚をつかむために、
撮影期間中大量の酒を飲んだといいます。
そのため、本当にアル中っぽくなってしまい、
禁酒センターに行って治療をせざるを得なかったんだそうです。
こういうプロ精神も、きっとファンを感動させたに違いありません」

金城武「監督達が、酒を手放せない生活をしている人物を
本物らしく見せたいと考えたからなんです。
飲みながら演技をするのは、ぼくは、あまりやったことがなくて。
ぼくの役は悲しみを抱えていて、その悲しみに対して、
悲しみをもう1度掘り起こして、一体何が自分をこんなに苦しめるんだろうと、
知ろうとするんです」

(ナレーション)「傷城」での金城武は、落ちぶれ、大酒をくらい、飲んでは騒ぎを引き起こします。
大きな心の苦しみに襲われた男性を余すところなく演じ、
また、観客は、役の人物の芳しからぬ行ないの中に、優れた面を見出すのです。
多分そこにこそ、金城武の魅力はあるのでしょう。
映画のラストで、丘建邦は悲しい過去から抜け出し、前途に光明を見出します。
多くのファンがようやくほっとする瞬間です。

「最後の二枚目、金城武の紹介が終わりましたので、
『二枚目組』の選考活動も、まもなくクライマックスです。
審査委員が金城武に何点与えるかで、
『スクリーンの優れた二枚目』賞が明らかになります」

「金城武の点数を見てみましょう」

委員の採点:
美形度 9 男らしさ 7 演技力 8 スクリーンEQ 9 合計32点

「他の人達の成績は、リュウ・イエが22点、陳坤とダニエル・ウーが共に24点、
ルイス・クー27点。
ということは、金城武が合計32点の成績で第1位となり、
戌年『二枚目組』の『スクリーンの優れた二枚目』賞を獲得しました。
おめでとう!


(画像AMUさん)

ここで特に説明しておかなければならないのは、
得点の多少は、映画の役に扮した二枚目たちに対するものだということで、
彼ら自身の演技が優れているのは、誰もが認めるところです。

『二枚目組』戌年総括検討会は、円満に終わりを告げたことを、
ここに申し上げます。
新しい年、人材が次々と出て、
また1年、色気を振りまいてくれることを期待します」
(CCTV6)


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