三文役者
やす

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■ 現場百遍

昨日そして今日と、某大作映画にエキストラとして参加。
助監督の方の計らいで、良い位置に着かせてもらえた。
おそらく一瞬か二瞬ぐらいは、映ってるんじゃないだろうか。
二瞬ってなんだよ、まぁ三秒か四秒ぐらい。

撮影していたのは、おそらくクライマックスのシーン。
主演俳優Nさんの長台詞での熱演があるのだが、
間近で聞いていて思わず泣きそうになってしまった。
ひと言で言ってしまうと、伝わってくる。
本当それに尽きる、すごいよあれは。

いつか役者として同じ現場に立ちたい。
第一線で活躍している大先輩に向かっておこがましいけれども。
純粋にそう思った、いつかきっと。

拘束時間の殆どは待ち時間、ひたすら待つ。
それでも待っている間に出来る事は沢山ある。
とにかく観察する事、そして体感する事。
監督の演出やスタッフの動き、キャストの現場での在り方。
いろいろと参考になった2日間だった。

そしてクレーンがでかい。あんなでかいの初めて見た。

2007年04月29日(日)

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■ GONIN

買い揃えていったらそれこそキリが無いので、
好きな映画でもDVDはなるべく買わないようにしている。
それでも買わずにはいられなかった、GONINコンプリートボックス。
権利の問題などでDVD化は不可能と言われていたが、
公開から12年を経て、遂に満を持しての発売。

通常版、リアルエディション、オーディオコメンタリーと、
続けて3回観たらさすがに疲れた。
公開当時は試写会で観て、初日舞台挨拶にも足を運んで、
その後もう一回ぐらい観に行った気がする。

死んでもいい、ヌードの夜、夜がまた来る、と。
石井隆監督が描く世界にどっぷりとはまっていた時期で、
次は村木と名美の出てこない男ばかりの映画を撮ると聞いて、
もうクランクイン前から楽しみでならなかった。
自分にとって本当に思い入れの強い作品なのだ。

これほどまでに役者の見せ場が連鎖する映画はそうはない。
特にたけしさん演じるヒットマンの存在感の凄まじさ。

純愛、哀愁、暴力、銃声、狂気、流血、絶望、別離、夜、雨、ネオンサイン。
不器用な生き様が、無様な死に様が、たまらなく愛おしくて格好良い。
どこまでも堕ちていく。これぞまさしく石井隆の世界。

2007年04月13日(金)

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■ 一喜一憂

撮影予定日だったのだが流れてしまった。
自分も大好きな、とある映画の人気シリーズの新作。
いちどは合格したものの、その後駄目になったらしい。
自分への連絡は漏れていたのだそうな。

結構無理してスケジュールを空けていた事もあり、正直かなり凹む。
今日は別の現場にも誘われていたけど、当然こちらがあったので断っていたし。
なんだか無性に海が見たくなった。

冬の日本海とはいかないまでも、春の江ノ島で手を打てば片道一時間。
どうせ休みだし本当に行って日記のネタにでもしてやろうと、
半ばヤケクソ気味に山手線に乗るもいきなり雷雨。
駄目な時にはなにをやっても駄目らしい。
ビニール傘を買って映画を観て帰宅。

山下敦弘監督の新作「松ヶ根乱射事件」
前田弘二監督の特集上映「女」

どっちも面白かった。
愛すべきダメ人間達のオンパレード。
前田監督の作品は先週のover8でも観たけれど、
癖になりそうな不思議な味わいがある。

なんだか凹んでいたのが馬鹿らしくなった。
自分にとっての一番の気晴らしはやはり映画らしい。

2007年04月04日(水)
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