三文役者
やす

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■　春一番

渋谷アップリンクへ。
先日撮影した頃安監督の「春風」を観る。
温かくてせつない後味が残る、
ファンタジックな作品に仕上がっていた。

ラストシーン良かったなぁ。
シンプルにストレートに訴えかけてくるものがあった。
キャストの白川さんと酒巻さんは「穢れ」でも感じたけど、
存在感が生々しくてすごいなと思う。

参加出来て良かった。
まぁ自分は浴衣着て踊ってただけだけど。
風邪をひいた甲斐もあるというもの。

帰りに公園に立ち寄りちょっとだけ夜桜見物。
ちょっと風が強いなぐらいに思っていたら、
雨混じりの突風が吹き始めたので退避。
去年の花見を思い出した。

自分が腰を据えて桜を見ると雨風を呼ぶ。
そういう仕様らしい。

2007年03月31日(土)

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■　シモキタ・ヌーヴェル・ヴァーグ

８ミリフィルムで撮影された短編オムニバス「over８」
興味を惹かれつつも本公開時は観逃してしまっていた。
今日はアンコール上映かつ黒沢清監督もゲストで来場との事で。
これは観逃すわけには、と下北沢へ。

どの作品も各々の監督の個性が色濃く出ていて楽しめた。
なかでも伊刀監督の「秋刀魚の日」の世界観は特に好きだったな。
トークイベントは機材に関する話題が多かったけど、
黒沢監督が８ミリで撮ってた頃の話しなんかも聞けて面白かった。

こうしたインディペンデント系の作品は映画祭か、
知り合いや仲間の上映会でぐらいしか目にする機会がない。
今回のようなイベントにも積極的に足を運ばなければ。

メジャーじゃないというだけで馬鹿にする人も居るけれど。
しっかりアンテナをはっていれば、優れた作品には自然と巡り会える。

http://www.over8.com/

2007年03月29日(木)

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■　やっぱり猫が好き2007

深夜枠で放送してた初期の頃はそれこそ、
神が降臨してるんじゃないかってぐらいの面白さだった。
人気に火が点いてゴールデンタイムに移行した後は、
正直あまり好みじゃなくなってしまったけれど。
隔年ペースのＳＰ版は毎回楽しみにしてる。

いつも懐かしい気持ちに浸れるだけで満足だったけど、
今年のは面白かったなぁ、かなり笑えた。

やっぱり放送時間帯は深夜でしょ、このドラマは。
隔年といわず毎年やってくれないかな。
いつまでもずっと続けて欲しい。

2007年03月27日(火)

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■　春風邪

頃安監督の短編作品の撮影。
出演オファーを受けたのは一週間前。

やす「どんな役なんですか？」
監督「花咲か爺さんです」

衣装で着物っぽいものを着たかったので、
押入れから学生時代に購入した浴衣を引っ張り出す。
帯の締め方なんて忘れちゃったなぁ、とにこやかに着付けを開始。
一時間後には鬼のような形相で鏡の前で立ち尽くす。
全然覚えてねぇ。

そんなこんながありつつも、撮影自体は無事終了。
寒空の下ずっと浴衣で居たせいか、見事に風邪をひいてしまった。
作品のタイトルは春風、自分は春風邪。
おあとがよろしいようで。

上映は今月末に渋谷アップリンクで行われる予定です。
お時間ありましたら是非劇場へ。

http://www.uplink.co.jp/factory/

2007年03月21日(水)

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■　SHOW DOWN THE FUTURE

都内某所にて撮影。
SLAPでお世話になった、astroSANDWICHの皆さんの新企画。
一人の女性を六人の監督が描く、六つのショートストーリー。
自分は川村監督の作品に春を買う男の役で、出演させていただきました。

春を買うとはなんぞや？
完成後はＨＰで配信されるそうなので答えはそこで。

http://www.astrosandwich.com/

C's NEXTで受賞してからというもの、
思いがけず本当に色々な人達からおめでとうの言葉をいただきます。
ありがとうございます、この場を借りてあらためて。

そして今日は誕生日、またひとつ歳を重ねてしまいました。
良い現場で良い仲間達と過ごせた事に感謝。
役者冥利に尽きるというものです。

2007年03月17日(土)

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■　掲示板

掲示板がアダルトサイトの宣伝で埋め尽くされて以来、
ＨＰアドレスの書き込みは出来ないように設定していたのだが、
知り合いが書き込めなかったみたいで試しに解除してみた。

あっという間に埋め尽くされた。

単純にすごいと思った。
あの力を何か別に利用出来ないものか。
電気とかおこせないだろうか。

ていうか本当に効果が有るとでも思ってるんだろうか。
スパムメールと同じ、手当たり次第というやつか。

とはいえこんな貧相なＨＰのあんな寂れた掲示板といえども、
おっぱい村の村長さんの宝物日記とか勝手にリンク貼られても困る。
クリックしそうになったじゃないか、くだらなすぎて。

2007年03月14日(水)

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■　穢れ多き、人に非ず

日芸放送学科の卒業制作上映会へ。
去年の夏に参加した頃安祐良監督の作品が、
江古田の小講堂にて昨日そして今日と初公開。
タイトルは「穢れ多き、人に非ず」（けがれおおき、ひとにあらず）

作品の中で描かれる一種のタブーともされる問題は、
監督が昔からいつか映像化したいと想っていたテーマらしく。
その想いが作品の中に力強く脈打っているような。
とても熱を帯びた作品に仕上がっていた。

上映会最後の講評では特別ゲストの中尾浩之監督から、
見事グランプリ二作品のうちの一本に選ばれました。
キャストスタッフの面々で祝杯をあげる。
軽く飲むつもりが、気付いたら日付が変わっていた。

あれだけの熱を持った力作。
これからも沢山の人達に観て貰える機会がある事を願います。

2007年03月04日(日)
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