白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2003年05月09日(金) 狐狸の家

 留守宅の安否を電話で問い合わせ。「大変よ。早く帰って来てよ。畑や芝生は草ボウボウだし庭木や生垣も茂るだけ茂って狐狸の棲む家っていう感じよ。私一人じゃ何にもできない」。久しぶりに晴れたので道沿いの清流に下りて汗と埃に汚れた旅衣や下着を洗濯、乾くまで水浴びをしたり岩陰で昼寝をしたりして過ごした夜の出来事。続けるべきか帰るべきか。いまだ旅の目的など何も果たしえていないのでここで中止すれば一ヶ月の放浪が何の役にも立たなくなってしまうだけに難しい選択をカミさんがつきつけてきた。


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