白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2003年08月18日(月) 皇国史観

 我が国は万世一系の天皇をいただき、千古革命を見ざる国である。それ故に、君臣の分、極めて明瞭であり、君臣の道徳、最も明瞭である。外国の如きは、昨日までの臣下、俄かに勢力を得て、今日は帝位にのぼり,傲然として号令を下すのであるから、国民のすべてが,喜んで生命を捧げるというのは、困難であるが、これに反して我が国に於いては、大詔一度下れば、万民踊躍して難に赴き、一命を捧げて皇恩に報い奉ろうとするのである。日本人はすべてこの精神である。それ故に、皇軍の向こうところ粉砕せられないものはない。(立花隆「東条が心酔した平泉澄の皇国史観」 文芸春秋9月号)


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