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眠れない夜には星を数えて/吉野朔実 他
2002年10月26日(土)
◇眠れない夜には星を数えて/吉野朔実(大和書房)

イラスト入りのほんわりしたエッセイ。
眠れないときにはたわいない考え事をしませんか?という内容です。
おもしろかった。つい、私だったら…と考えてしまいます。

たとえば、「五感」の話。
目・耳・鼻・口・触感、どの機能がなくなったらいちばんイヤだと思うか。私もこれはよく考えます。私は断然、目なんですよね。どう考えても、目が見えないのがいちばんイヤです。そうじゃない人もいるらしいのが謎なんですけどねぇ…。

たとえば、「**といえば」の話。
「〜といえば何を思い出すか」、っていう遊び(?)です。
バンドマンには(バンドマンじゃなくても?)、「たくや」って名前が多いじゃないですか。じゃあ、「たくやといえば?」で、どこのたくやを思い出すか、っていう感じです。マニアックにウケ狙いに走るのもありだったり。けっこうおもしろいんですよね。
一時期「みえといえば?」っていうのが流行ってました(笑)(深い意味なし)

おもしろかったのが「背負い牡蠣」という言葉。大好きだったのに、ある時食べ過ぎてお腹をこわしてから食べられなくなったっていう話、聞きますよね。一生のうち食べる分の牡蠣を食べきっちゃったからだ、っていう考え方で、一生のうちに「背負ってる」量っていう言葉らしい。
信じるか信じないかはともかく、おもしろいですよね。「背負い音楽」が決まってたら、どうします?(笑)


◇のら猫の話/吉村明美(FC)

相変わらず暗い過去の設定がお好きで…。ハッピーエンドでほっとしました。


◇ベイビーポップ 全2巻/小川彌生(KC Kiss)

「きみはペット」がおもしろかったので読んでみました。
血のつながらない父と娘の話という、王道の設定ですけど。私は好きです。
素直になれない気持ちとか、どうされたら嬉しいかとか、そういう心の機微をわかってる人だわ(笑)


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