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「ドナウよ、静かに流れよ」大崎善生
2003年10月13日(月)
留学中にドナウ川へ身を投じた十九歳の少女。どうして彼女がその道を選んだのかを追う、ノンフィクションです。
丁寧な取材で、比較的冷静に綴っていると思います。
最後に、筆者がこうだったのではないかと推察するに至る少女の心情は、悲しくも感動的です。
…が、私は泣けませんでした。共感できなかったんでしょうね…。残された人たちの後悔ばかりに共感してしまって、重い気分です。


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