| 2003年08月09日(土) |
きっと君とはセパレイション |
「野菜の証明」 野菜は 自らが野菜であることを知らない 野菜の証明は 人が人の為にしたこと
「総合司会」 うちのお父さんは総合司会者なんだぞ 凄いだろう 何がって? そりゃ、なんたって総合なんだから 一番さ あんまり出番はないらしい でも出番がないからって 何もしていないわけじゃないらしい そう、出番なんて関係ないんだ 君が目を瞑ったら 世界は消えてしまうのだと思う? 思わないだろう それと同じさ お父さんの出番でないときも お父さんは凄いんだ
「きっと君とはセパレイション」 君と 僕とは 同じでないのか 2人で 1人ではないのか 1人とはなにか 体が1つで1人なのか なぜなのか わからない でもきっと 君と 僕とは セパレイション 既に 僕は意識している 君と 僕と言って 本当は1人なのかもしれないのに 僕の中から君と取り出している
「仕掛けのクラクション」 押せば鳴る 鳴れば存在する 存在していれば安心 安心は何 何はわからない わからないから押す 押せば鳴る
「逃れられない」 もし仮に すべてから逃れられたとして 何がうれしい?
「対照実験」 実にわかりやすい 違いがあれば安心する 同じものでないとわかる 区別したい これはあれとは違う 違うからこれはこれ これをこれとする これはそうして独立し 一つの形式となり 願いが叶ったと喜ぶ どうにか 自分と違うものとの違いを 自らに見出そうとする その違いそのものが自分になる 自分になる 自分を際立たせようとする この先も きっと 何故か そうして離れていく 自分でないものから 離れていく きっと 離れたいのだろう 自分を知りたくて 離れて離れて そうしてどうなるのか きっと自分が孤独であることを知るのだ 自分以外の存在を永遠に知ることができない できない きっと 知ってはいけないのだ 知ったら 自分は自分でなくなる そう思うから 知ることができないのだ
「両極に同時に存在」 天秤の両端に 同時に自分がいられたら 人は悩みを持たないだろうか
―END―
|