気まぐれ日記
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何故、ラダトーム城はあの曲でないのだ。うるせー、と突っ込んでください。今日、休みを生かしビデオにとった鋼をみました。なんて、原作に忠実なんだ。いえ、下手にいじられるよりはなんぼもましです。ストーリーからして、どこかで体よく終わらせてしまうんでしょうがね、きっと。
カルミアが部屋に戻ったら、もうルイは寝息を立てていた。起こさないように静かに着替えると彼女もベッドにもぐりこんだ。 翌朝、カルミアは一人だった。下に降りると三人はすでにテーブルに朝食を囲っていた。 「おはようございます、皆さん、早起きなんですね」 「まあな」 「私は今日、目が覚めるの早かったの」 「いつもってわけじゃねえがな。一応、待っていたんだぜ」 見ると、まだ朝食には手をつけてないようだった。カルミアもあいている席に座った。 「さて、ルイ。準備はいいか」 「いつでもオッケーよ。女神様も快く引き受けてくれたしね」 「お友達でよかったな」 「うん、小さいころはよく遊んだし」 食事をしながらそんな会話をしている。カルミアは、ぼうっとそれを眺めた。 「いいわね、あなたがたは」 「巫女だって、お前さん一人じゃねえだろ?」 「そうだけど、日々、修行よ。誰も一緒に楽しい話してくれる人なんていないわ」 「そいつは悪かったな」 「でも、昨日ルイさんと町を歩いて楽しかったわ」 「そうよ、たまに町を回ったってバチあたらないわ」 「そうかもね」 カルミアは笑った。どこか、悲しそうな顔だとアニムは思った。
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