2002年07月14日(日)



部屋の温度が35度もあるんだけど!
おかしくねぇ?!
あり得なくねぇ?!
死んじゃわねぇ!
ク、クククククーラースイッチオン!
出力最大!


こんにちわ。
死への恐怖と日夜戦う
エマージェンシーrikuですけども。


昨日は温泉に行ってまいりました。
ふふ。
上京してからはじめてのことです。
優雅な週末。
この疲れた体に
自然の生み出した素晴らしい癒しと
薬効成分をバビっと染み込ませて来よう。
という腹でした。予定では。



本当ならば土曜の朝に出発するはずだったんですが
この旅の同行者である
僕の中学からの悪友的存在でいうところのタカシが
「今から行かね?」
とわけの分からないことを言い出し
金曜の夜11時くらいに八王子を出発したわけです。
ほんと意味分からない。



サービス業のタカシは仕事明けでテンションが異様に高い。
ていうかウザイ。
逆に僕はその日は仕事が忙しかったし
日中は暑かったのでかなりグッタリ。
しかも夜の11時なんていつもなら寝てる時間です。
猛烈な眠気を感じながら
タカシの話にいい加減に相槌を打ちつつ
でもまぁ温泉に入れば元気になるだろう。と思い
ノリノリで車を走らせるタカシに

「ところで温泉って一体どこの温泉に行くんだ?」
「この近くに温泉なんてあるのか?」
「こんな時間に行って開いてるのか?」

と、実に初歩的な
本来ならば出発前に確実に抑えておくべきことを
タカシに尋ねた。


その時、タカシは
カーステレオから流れるミスチルの新曲を口ずさみながら
お。今の娘かわいかった。
とか歩行者の中から女性を目ざとく見つけつつ

「んとね。日光いこう!日光!

と言いやがったのです。




・・・・・・・。
あれ?
それって何県?


関東近辺の地理に詳しくない僕にでも
その日光という土地が
都心からかなり遠いということくらいは分かります。
というかなぜ県外?
近場なんじゃないの?
泊まりとか聞いてないし!


お、おろおろ降ろして!
僕を車から降ろして!
おウチに帰る!


僕は頭からビニール袋を被せられた猫のように
ドアをガチャガチャやりつつ取り乱したんですが
タカシの野郎は相変わらずミスチルを口ずさみながら
無表情でドアをロックしたのでした。
とても冷たい目でした。



捕獲完了。
こうして僕の関東初の温泉旅行が始まる・・・。

つづく。

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日記才人