2002年07月21日(日)



仕事の合間に一息つこうと
会社にあるカップジュース自販機で
ペプシを買ったら
原液のみが出てきて
試しに飲んでみたら舌が痺れる程の濃さ。
仕方ないのでそれは捨てて
次にデカビタを買うと
溢れ出す始末。
どうなってんだ。
rikuですこんばんわ。
温泉の話はもういいんじゃないかと思ってます。
さぁ!行ってみよう!
温泉の話の続きだヨ!(誰も読んでないとみた)



早朝、日も昇って間もない時間。
中学からの悪友的存在で言うところのあほたれタカシに
寝起き一発で叩き起こされて
杉の木しかない山奥を散歩。
たどり着いたのは一軒の家。



俺>あのー。タカシくん?

タカシ>なんだ。

俺>これはー。どうみても民家ですが?

タカシ>そうだな。

俺>この看板見えます?鉱泉って書いてありますよ?

タカシ>書いてあるな。

俺>鉱泉ってなんです?温泉に行くんじゃ・・・・

タカシ>俺もそのつもりだったがな。

俺>なんか石炭とか掘ってたら偶然出ちゃった。みたいな感じですか?

タカシ>そんな雰囲気を醸し出してるな。

俺>僕はてっきり登別温泉みたいな温泉街を期待してたんですが。

タカシ>俺もだ。

俺>早朝の5時ですけど、温泉入れますかって尋ねてみます?あの民家に。

タカシ>おそらく寝てるだろうな。

俺>大変失礼なことを申しますがこの旅は失敗だったんじゃ・・・

タカシ>うるせぇ!いいから黙って車に戻れやボゲェ!



それはそれはホレボレするほど
見事な逆ギレでした。


車に戻って二人で一服。
二人で今後の方針について話し合う。

まずは考えをまとめよう。
カーナビに従ってきたのが間違いだった。
そうだ。
温泉なんてほかにいくらでもあるじゃないか。
ちょっと寄り道したと思えば。
そういえば来る途中にも違う温泉の看板があったぞ。
おー。
いいじゃないか。
じゃぁそこに行こう。


ということで
安易に行き先を設定。
向かった先はまたもや砂利道。
周りは杉ばっかし。
まぁ、そんな予感はしてた。


俺>栃木ってこんな温泉ばっかなのかよ!

タカシ>知るかボゲェ!(キレるの早くなってる)


そうこうして
鉱泉とやらをいくつか回った後
ようやくそれらしい温泉街へたどり着く。

そこは塩原温泉という
なかなかの温泉街。
ホテルや民宿。
土産屋が軒を連ねている。
近くを流れる川も美しい。
周りを囲む山並みの緑に
澄んだ空気が映えるようだ。


俺>これだよ!俺はこれを待ってたんだよ!

タカシ>やったナ!俺達はついにやったナ!


と、無意味な達成感を満面の笑みで表現しつつ
だんだんテンションのあがる二人。

まずは目に留まった「足湯」
というものに使ってみる。
これは駐車場の隣にあって
しかも無料というところがいい。

昼間は観光客などで混むのかもしれないが
なにしろ早朝ということで
人気はない。

この足湯がまたいーんだ。
←コレ
最初はすごい熱いんだけど
それがだんだん心地よくなってきて
そんで足しか浸かってないのに
全身がホカホカして汗が吹き出てくる。
あれは体によさそうだったなぁ。

途中からきた地元の老夫婦と語らうことも忘れない。
北海道出身ということを話すと驚いていた。
このネタはどこにでも掴みに使えるから重宝する。

次に向かったのは
早朝からやっている温泉。
「野天風呂」という言葉に誘われた。
野天って!露天じゃねぇの?
グレードアップ版?!
よっし。浸かってやるゾぉ〜〜。


みたいなノリで行ったんですけど
まぁ普通の露天風呂でした。


でも貸切だったからくつろげたわー。
こう、体も心もほぐれてゆくようね。
隣にいるのがあの、あほたれタカシじゃなくて
キレイなお姉さんだったらもう言うことなしだったんだが。
その辺はまぁ悲しくなるので触れないでおく。





そしてさんざん温泉に浸かった後、
広間になっている休憩室で
地元のビールで乾杯。
いやぁ。僕はあまりビールは好きじゃないんだけど
あの雰囲気がいいのか。
それとも温泉がいいのか。
うまかったなぁ。





で。そのまま意識を失いました。
気がついたら昼。
周りにはいつのまにやらたくさんの温泉客。
結構混んでた。
なのに俺とタカシは大の字で熟睡。
しかも枕にしてたら座布団にヨダレとかついてた。
ちなみにタカシも。


やぁべぇ。
ということで逃げるように脱出。




スベスベの肌に驚きながら
帰途につき
途中、宇都宮などによって餃子を堪能。




なんだかんだいいながら
知らない土地にいって
いろんなことをしたので
楽しい旅だったんじゃないかと思います。
僕にはまだまだ知らないことがたくさんあり
そしてその中には
僕の驚くようなこともたくさんあるのだと。

それらを経験することに
時間や労力を惜しんではならない。
じゃないと人生つまらないじゃない。




そんなことを
今回の旅のまとめにして
次回、タカシに誘われた時は


断固とした決意でもって断ろうと思います。




もう帰りの渋滞とかウンザリ。

って3回に分けたわりには
つまらないオチですいません。
俺、こんな男(期待はずれ)




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日記才人