当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2001年08月26日(日) 「夏がとまる」

「今朝、開かれた窓から吹き込んできた雨の匂いで目が覚めた・・・」

などと書き出したら、私は詩人になれるだろうか。

いや、無理だろうな。私は詩人が苦手なのだから。

詩人の言葉は常に魔法のようで、それは作詞家も然り。

たとえば、「夏がとまる」ということ。

おそらく凡人は「夏が終わる」と言い切るのだろう。

無意識の容易さを求めるから。

一方、「夏がとまる」といったならば、

目が眩むような太陽の陽射も、

鼓膜を震わせる蝉の鳴き声も、

身体に纏わりつくような湿気も、

一瞬間、温度を失って、色素を失って、

目の前に広がる「夏」は一枚の絵画になって、私達の胸奥に飾られる。

・・・夏の終わりを暗示しながら。


詩人の言葉には羽が生えているようで、
時として凡人には手の届かない高みまで飛んでいくことがある。
羽を持たない私は気のないフリをしながらも、やはり憧れずにはいられない。
詩人とはそういう存在なのだ。


本日のBGM
・「夏がとまる」 by. THE BOOM 「LOVIBE」


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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