| 2001年09月21日(金) |
『天使にラブ・ソングを・・・2』 |
ナンダカンダで結局鑑賞。 『天使にラブ・ソングを・・・』と合わせて、もう何度観たのだろう。 それだけ観ていて、ストーリー展開だってほぼ完璧に暗記しているにも関らず、 飽きることなく放映されたら観るという感覚は宮崎駿作品に共通するかも。 (アレこそナンダカンダ言いながら見逃したことは数えるほどしかないのだから)。
さて、この作品を嫌いだと言う人には今までとんとお目にかかったことはないが、 周囲の反応では『天使にラブ・ソングを・・・』のほうが人気が高い。 でも、私はどちらかと言えば『2』のほうが好きだ。 変わりたいと最初から思っている人間が変わっていくのではなく、 変われるわけがないと思い込んでいる人間が変わっていく様が好きなのだ。
♪長く助走をとったほうがより遠くに飛べるって聞いた (「星になれたら」 by. Mr.Children)
作品中に散りばめられた深い踏み込みの一瞬、 初めて聖歌隊の歌を聴いて固定観念を拭い去った時、 初めて自分達が聖歌隊として人前でパフォーマンスした時、 初めて公の舞台に出て他人と競い、実力で勝利を収めた時、 高く飛び出した彼等には・・・何度観ても痺れるような興奮を覚える。
この作品を初めて観た時は私も同じ高校生だった。 ローリン・ヒル扮するリタの将来への葛藤に共感を覚えたりしたものだ。 シスター・マリア・クラレンスのような先生を羨ましく思ったりもした。 でも、今はもう少し視点が変わって、 リタと同じ葛藤はそのままに、マリアのような先生になりたいと憧れる。 何をすればいいのか分からない若者へちょっとした契機を与えられる機転。 生徒の中に隠された才能への絶対の信頼とそれを引き出すための行動力。 口で言うのは簡単なれど、兼ね備えるのは至難の技だとそっと溜息。
|