GLAYの向かって左側のギターさんが30歳の誕生日。 あれで30歳なんて、これまでの常識が崩壊する音が聞こえてくる。 それでもめでたいことには変わりないので、祝ったりする。 意味なくケーキを食べてみた・・・本当に意味ないな(苦笑)
本日の1冊: ・『ある光』(吉本ばなな/新潮社『吉本ばなな自選選集4 Life』)
これでやっと選集における書下ろしをマスターできた。 しかし、コレが一番不思議な作品だったような気がする。
人生についてのあれこれを書くことこそが私のしたいことだ! と鼻息も荒く書き続けてきたはずなのに、まとめて読んだらやはり・・・・・・。 (中略)さらに最後の短編に至ってはエッセイなのか小説なのか はっきりしろ! っていうくらいに着地点を見失っている・・・・・・ と、筆者本人もあとがき「得意分野のはずなのに」の中で書いているように、 微妙な雰囲気は否めないのだけれど、私の中では一番ばななさんっぽいと思う。 旅行に行った時の描写に少しだけ宗教色が見えるところとか。 アレは国内旅行だったら、絶対ダメなのだろう。 東南アジアなどの、土地自体が少しだけ神がかっている場所じゃないと。
さて、この話、特に興味深いのは父との幼い頃のエピソード。 やっぱりこれは吉本隆明氏との思い出なのだろうなぁ。 自分の父親にちょっとした行動に対して、 「父が幼い頃から持ち続けている魂の美しさがそういう無骨で清潔なところにあらわれていた」 なんて書ききってしまえるところがステキだなぁと思う。 私だったら照れくさくて、こんな風には思えもしないだろうから。
後年、父に憎しみを抱きそうになったとき、そのことを思い出し、 そのちっぽけなこけしを見るたび、私は父を許した。 愛のもたらす魔術は、そんなふうに形になったり、ならなかったりして とにかく人生を彩ってゆく。
この感情は何となくだけれど、理解できるような気がする。
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