何を思い立ったか、今度新たに刊行された『K沢市史 学芸編』の 記念フォーラムにT甫嬢を誘って行ってしまった。 まぁ、ウチの教授がパネリストとして参加しているので、 彼の面目を保つためでもある(教え子が誰もいないのも淋しいだろうし)。 タメになった知識といえば、かつての帝大(現在の東大)在学生のうち、 最も多いのが東京都出身者であり、次点がココ出身者だったことだろうか。 昔の学生はずいぶん頭が良かったらしいのね・・・2人で溜息。
本日の一作: ・『スカイ・クロラ』(森博嗣/中央公論社)
嫌いじゃないけれど相性が悪い作家、森博嗣氏。 シリーズだって一応一通りは読んでいるのにまだ慣れない。 とにかく読むのに時間がかかる、長時間読んでいられないのだ。 だからこの本は本日ではなく、4、5日かかっているような・・・
今回の作品はミステリではなく、SFと呼べばいいのか。 何故だか、登場人物から春樹作品に通じる匂いを感じてしまった。 特に根拠はないのだけれど、何となく、微妙に。 やっぱり読み終わっても「おぉっ」とはなりにくいのだけれど、 この作家のワンフレーズはいつも洒落ていて、とても好きだ。
僕はまだ子供で、 ときどき、 右手が人を殺す。 その代わり、 誰かの右手が、 僕を殺してくれるだろう。
美しい雲海を写した青空の表紙に意味ありげに載せられたフレーズ。 実を言えば「90%」それに惹かれてこの本を手に取ったようなものだ。
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