当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2002年02月16日(土) 『スカイ・クロラ』

何を思い立ったか、今度新たに刊行された『K沢市史 学芸編』の
記念フォーラムにT甫嬢を誘って行ってしまった。
まぁ、ウチの教授がパネリストとして参加しているので、
彼の面目を保つためでもある(教え子が誰もいないのも淋しいだろうし)。
タメになった知識といえば、かつての帝大(現在の東大)在学生のうち、
最も多いのが東京都出身者であり、次点がココ出身者だったことだろうか。
昔の学生はずいぶん頭が良かったらしいのね・・・2人で溜息。

本日の一作:
・『スカイ・クロラ』(森博嗣/中央公論社)

嫌いじゃないけれど相性が悪い作家、森博嗣氏。
シリーズだって一応一通りは読んでいるのにまだ慣れない。
とにかく読むのに時間がかかる、長時間読んでいられないのだ。
だからこの本は本日ではなく、4、5日かかっているような・・・

今回の作品はミステリではなく、SFと呼べばいいのか。
何故だか、登場人物から春樹作品に通じる匂いを感じてしまった。
特に根拠はないのだけれど、何となく、微妙に。
やっぱり読み終わっても「おぉっ」とはなりにくいのだけれど、
この作家のワンフレーズはいつも洒落ていて、とても好きだ。

  僕はまだ子供で、
  ときどき、
  右手が人を殺す。
  その代わり、
  誰かの右手が、
  僕を殺してくれるだろう。

美しい雲海を写した青空の表紙に意味ありげに載せられたフレーズ。
実を言えば「90%」それに惹かれてこの本を手に取ったようなものだ。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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