ヤグネットの毎日
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2001年10月18日(木) 今日から10月議会開会

 今日から、10月議会が開会。忙しい一日であった。
 
 まず、午前10時から開会。補欠選挙で新しい議員が増えたり、会派構成が変わったりなどで、あわただしい。
 冒頭、橋本新市長が所信表明を兼ねたあいさつを行った。どんなあいさつをするのか、注目したが、正直いって、無味乾燥、あたりさわりのない内容だった。しかし、重大な内容もある。
 「安全、安心の快適なまちづくり」「市民にひらかれた市政」などありていの基本姿勢を述べたあと、「行財政改革の推進」。民間活力の導入で、適正で効率的な市政の運営に努めていくことにより、「信頼される市政の回復」を図っていく、と述べた。
 
 税金が有効に使われて適正に使われることは納税者である市民にとって、当然の願いだ。
 しかし、保育所や幼稚園、学校給食やお年よりの福祉の課題など、市民のいのち、子育てにかかわる分野が、コストがかかるかかからないか、という基準だけで簡単に切り捨てられることがあって、よいのだろうか?
 思い返すと、こんどの市長選挙でも橋本市長は、学校給食についての民間委託を示唆していた。
 日本共産党は、こうした市民サービスを切り捨てる民間活力の導入には、正面から対決し子育て支援やお年寄りの福祉の課題が前進するよう、全力でがんばる決意だし、私も行政になんでもかでも民間委託を導入することが、なぜ問題なのかを議会の質問などを通じて明らかにしていきたい。

 議会の初日の5時までが、一般質問の通告が受け付けられる。
 私は、早々と通告をだしたが、いつも先客がいる。私と同期の畑中議員だ。いつも、毎議会、一番で質問通告をだして、地元の問題をはじめ精力的に質問をされている。本当に頭が下がる思いだ。
 
 もう一つ、実は、議会初日で注目の案件があった。
 それは、例のテロ事件について、議会として決議をあげるかどうか、ということ。
 経過は、思いきって省くが、全員が出席する初日の本会議で「テロも戦争もノー、国連を中心にして問題の解決を求める」という趣旨の決議をあげるべきだ、と私たちの会派は議会運営委員会の場でも主張していたが、ほとんどの会派が同趣旨の決議(もしくは意見書)案を作成しており、結局、調整がつかず、初日にあげることができなかった。
 まあ、あげる方向で今後、「意見書調整会議」という場で調整がされていくのだろうが、新人議員として一言感想を言わせてもらえれば、こんな大事な問題が、なぜ初日までに調整をつけて全会一致であげることができないのだろうか?と基本的な疑問をもった。

 午後5時前から、地元の日本共産党支部の方と支部専用の宣伝カーで地元で街頭演説。流しと定点で四回ほど訴えた。
 「ホットな情報を精力的にマイクで訴えてほしい」との地元の要請にこたえて、今後も議会報告などもっともっと宣伝していきたい。
 
 夜は、古川地域のほうへ学習会の講師で呼ばれて参加。約一時間お話をさせていただいた。

 


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