ヤグネットの毎日
DiaryINDEX|past|will
19日は、日本共産党の第3回中央委員会総会。全党の方針を英知を結集してきめる党大会は2〜3年に一度行われるが、その間の活動方針や政策決定は、中央委員会総会で行われる。 今回は、いまのテロ問題を中心とした国際情勢と参議院選挙総括、と今後の活動方針について提起された。 この中央委員会総会の模様は、志位委員長の報告と不破議長の特別発言がマスコミに公開されている。また、全国の都道府県委員会と地区委員会にCS放送で中継されている。 その報告を地区委員会で午後2時前まで聞いてきた。 感想はいっぱいあるが、確信をもったのは、「たいきょくてきな見方」 なぜ、ひらがなかというと「対極的」と「大局的」の2つの意味があるからだ。
対極的とは、いまのテロ問題について小泉首相など日本政府の対応と日本共産党の対応とは、まさに対極的だということ。 小泉さんは、まずアメリカとの同盟ありき、自衛隊を派遣することがありき。国連を中心にして法と理性にもとづいて問題を解決することについて、及び腰、というか背をむけている。 それに対して、日本共産党は、2つの書簡を各国政府の主脳におくり、テロは人類から絶滅されるべきものであり、そのためには、一部の国による軍事攻撃ではなく、国連を中心にした、無法ものへの制裁と裁きへと転換することをよびかけている。そして、憲法九条をもつ国として国連への協力でも、日本は非軍事の分野で貢献し、積極的な平和外交の先頭にたつべきだ、と訴えている。まさに、対極的。
もうひとつは、「大局的」
いったい、21世紀がはじまったとたんのテロによる国際情勢の不安定化、アメリカのITバブルの崩壊、日本経済の先行き不透明で、未曾有のリストラの計画。さらに地球的規模での環境問題、などなど、「本当に地球は、人類は大丈夫か?」と空寒くなるような、事態に遭遇している。 こんなときだからこそ、これから人類は、どういう方向へと向うべきなのか?という大局的な世界観が求められていると思う。 不破議長の特別発言は、そのことの重要性を訴えていた。 僕も、いまの自治体がおかれている状況などをみても、「新自由主義、規制緩和」万能論をどうイデオロギー的にも理論的にも、実践的にも撃ち破るかが決定的に大事だと思っている一人で、このあたりのことを突っ込んで勉強してみたい、と思っている。
|