ヤグネットの毎日
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2001年10月22日(月) |
説明責任を果たすということ |
22日は、城陽市議会の福祉経済常任委員会があり、傍聴した。 公立保育園での延長保育の実施についてが議題となるので、注目した。 久世保育園のみの実施ということで、なぜ久世だけか? 他の園とアンバランスがでてくるのでは?などの質問が集中した。
「財政がキビシイから」「国の基準云々」と行政は、枕詞のように説明する。しかし、それは、現象をなぞっているだけにすぎない。
子どもと働く親がおかれている現状をどうとらえているのか、それに対して行政としてはどういう役割を果たそうとしているのか、その具体化として実施した、あるいは実施しようとしている施策がどれくらい、市民のニーズと合致しているのか、どういう改善が必要だと考えているのか、あるいは改善する必要がないと考えているのか、こういったことを、具体的な数字も含めて市民の前に提示をして、市民の判断をあおぐことが、いまの時代何よりも大事なことではないのか?
11月6日には、この保育行政の問題で一般質問をさせていただく。 このあたりもふくめて、大きく行政に問いかけてみたい。
夜は、学校給食を考える会のみなさんと懇談をもった。 妻の学校の関係で、子どもに御飯を準備していた関係で、僕は行くのが遅くなった。 市長選挙の結果をうけて、いま行政が給食問題でどういう方針を具体化しようとしているのか、市民の願いはどこにあるのか、今後どうしていったらよいのか、活発な意見が交換され、たくさん要望も出された。
僕は、正直いって、とてもうれしかった。心の中で泣いていた。 市長選挙にむけて、合計2万をこえる署名を集めて、自校方式を、の声をあげてくれたメンバーのみなさん。 結果として、現段階で実を結ぶ形になっていない点で、私たち議員団の力不足、責任というものが問われるのは当然だ。 それなのに、こうして、また、私たちに向って、懸命に前向きに「子どもたちによりよい学校給食を、教育としての給食をもっとよいものに」と必死に訴えてくださる。 この人たちに真剣な声に報いるためにも、僕は頑張らなければいけない、と心から思った。 明日は、その給食問題が議題になる文教常任委員会だ。
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