ヤグネットの毎日
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2001年11月07日(水) 骨太な主張を

 この間、毎日の日記更新が崩れている。
6日に、一般質問があって、その前日は徹夜をした。
 その反動で6日は、家に帰って御飯を食べ風呂に入って、そのまま布団へ。爆睡状態だった。
 6〜12日と市議会は一般質問が続く。
 メルマガで議会の状況を早く伝えなければ、と少し焦りぎみ。

 議会からの帰り際、市の職員と立ち話をしているとき、
 「議員さんの最後の要望は、がっかりした。品を落としたのでは」という。まあ、この人とはそういうことが言える間柄なのだが、こういうわけだ。
 「議員さんは、子育て支援について、最後に要望で『最大のコストで最大の支援を子どもたちに行うべきだ』というが、そんなことは、非現実的だ。
 厳しい財政状況の中で、フラットな施策展開しかしなかったら、結局みんなうまくいかない。子育て支援ならそれに的を絞った施策展開をすることで、あらたな展望をでてくる、こんなふうにまとめたほうがよかったのでは」というわけだ。
 
 私は、「答弁する幹部がみんな、口をそろえて『お金がない。財政的効率性を考えて』云々いうものだから、少し極端なことをいったんですよ」といったのだが、その職員のいうこともわからないことはないのだ。

 でも、私は、21世紀の行政のすすむべき方向として、
 子どもを育てる、ということにかなりのウェートをおいた施策展開こそ、必要だと思っている。その意味では、骨太の主張として、「最大のコストで最大の支援を」というのは、そう間違った言い方ではない、と思うのだが。

 いま小泉首相が叫ぶ「構造改革」という路線にとても疑問と関心を持っている。結局のところ、日本の大企業の国際競争力を高めるための政策が、この路線だ。

 もっと個人消費を増やす方向、将来不安をなくす方向での経済政策が求められているのではないか。

 「失業の不安をなくす、学校の先生を増やすなど、公的部門で雇用を増やす。福祉や介護でも、サービスを受ける側は出費は厳しく、サービスを提供する側は労働条件が厳しい。両方を良くしていけば、これは無限のニーズがあると思います。」
                  山家悠紀夫@神戸大学大学院教授

 という記事が、7日付の「しんぶん赤旗」にのっていた。
 いま、僕がもっとも学びたいと思っているテーマだ。勉強したい!


 最近、この日記を読んでくれる人が増えている。

 そこで、読者の方によびかけたい。

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