ヤグネットの毎日
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2001年11月11日(日) 保育園の遊具づくり


数日、忙しくて日記が書けなかった。まとめて書くぞ。
 
 9日は、城陽市少年少女合唱団の再生にむけてのスタッフが集まって、
 12月25日のクリスマスパーティで歌う曲の練習をした。
 「アメージング・グレース」とモーニング娘のでっかい宇宙に愛がある」。
 24時間テレビ、24時間マラソン応援曲だ。
 
 女性二人と僕の三声なのだが、アルトの女性かテナーの男性がいれば、もっと
 厚みのあるハモりになる。誰かいないかなあ。
 
 10日と11日は、午後から久世保育園の遊具づくり。
 保育園の伝統のイベントだ。
 保護者会が中心になって、園庭の遊具の補修をしたり、
 園と相談して、新しい遊具をつくったりするのだ。

 春にアスレチックの防腐剤塗りをやった。
 今回は、園庭の斜面に長い竹を十字に組んで昇り降りができるもの
 (名前なんていうんやったかな?)を新しい竹につけかえた。
 それから、工事で電線などをまきつけておくでっかい木製のリール
 を使って、テーブルをつくったり、太い丸太を足にしての長椅子。
 乳児用のテーブルなどなどをつくった。

 遊具づくりの担当の役員さん(僕は担当三役だったのに、何もでき
 ずおんぶにだっこ)の活躍が本当にすばらしかった。

 会社つながりで、材料を仕入れたり、とても段取りがいい。
 また、旦那さんが現場の作業でみんなをうまくリードしてくれた。
 
 それに、プロの大工さんが保護者でいて、工具をはじめ、テーブルや
 椅子づくりなどは、ほとんどがこの方にやっていただいたほど。

 体力的をいっぱいつかったが、いろんなことを考えた。
 僕は、銀行員の息子で親父が日曜大工をする姿など一度もみることが
 なかったので、自分自身が日曜大工が大の苦手だった。
 保育園の保護者のお父さんたちがたくさん集まったが、こうした日曜
 大工が好きで得意な人がたくさんいる。
 僕は、素直に自分が日曜大工が苦手なことをみんなに伝え、でも一生
 懸命取り組みたい、ということを話した。
 自分が得意な分野でがんばって、それぞれの得手を生かして力をあわ
 せる。自分の得手を素直にまわりにいえるかどうか、結構大切なこと
 ではないか、と思った。
 
 もう一つは、若いお父さん、お母さんたちのパワーだ。
 総勢、30〜40名(子どもをいれたらもっと多い)が集まって、
 それぞれ役割分担をして、黙々と仕事をこなす。
 土日、みんな仕事で疲れているだろうに、集まってきた。
 この「思い」を大切にしたいな、と思った。

 議会の質問で、お金をかけなくても、すばらしい施設をつくることが
 できることの例で、西宮市のビオトープづくりの話を紹介した。
 低年齢児から、子どもたちに自然と共生することの大切さを教えたい
 という市民が、それぞれ材料を無料でもちこんでボランティアでつく
 りあげた、という話しなのだが、行政が「子どもたちに自然と共生す
 ることの大切さを教えたい」という熱いメッセージと市民の思いが
 一つに重なって生まれたものだ。お金をかけなくても、いい保育がし
 たい、という行政と市民の思いが結合すれば、すばらしい仕事ができ
 るのだ。問題は、その思いを一致させるために、行政が十分な情報
 公開を説明責任を果たしているかどうか、なのだ。

 僕は、久世保育園が取り組んでいるこの遊具づくりも、同じことがい
 えるのではないか、と思う。
 子どもたちに、安全で素敵な遊具で遊んでほしい、という
 保護者の思いが、30〜40人もの保護者の二日がかりの作業に結実
 した。
 「子どもたちのためにいい保育をしたい」この思いを大切にして、こ
 れからの城陽の保育を行政と保護者と地域と考えあっていきたいもの
 だ、と思った。

 その他、10日の夜は、ジョイナスグリーの練習。少年少女合唱団の
 再生にむけてCDの紹介とカンパの訴えをしたら、たくさん協力して
 いただいた。ありがとう!
 11日の朝は、10時から福祉ふれあいまつりに挨拶だけで申し訳な
 かったが、参加させていただいた。

 


 


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