ヤグネットの毎日
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2001年12月27日(木) 12月議会終わる

 26日は、城陽市議会第四回定例会(12月議会)の最終本会議だった。
 この日の注目は、なんといっても人事案件の提案と請願の本会議採決。

 まず、人事のことだが、大西前市政の時代は、二人の助役ポスト、収入役ポストが空席のままだった。議会では、野党が多数を占めていたため、(共産党は与党)同意を得ることができなかったためだ。

 橋本市政になって、助役の一人と収入役を庁内から登用し、この日、提案の運びとなった。
 日本共産党は、橋本市政の政治姿勢に対決する野党である以上、市長を支える人事案には賛成できない、との立場でいずれの人事案にも反対した。
 しかし、市政転換後は、多数与党となっているため、賛成多数でこの人事案は可決された。

 次に、請願の本会議採決について書いておこう。
 最初に制度の説明になるのだが、請願は、議会に対して提出されるもので、1人でも提出は可能だ。提出のさいには、議員の紹介がいる。議員の署名と捺印をしたものを議会事務局に提出し、議会運営委員会にはかられ、審査をする常任委員会が決められる。
 今回は、2つの請願が提出された。
 一つは、宇治久世教職員組合から提出された、「教育条件の改善を求める」請願。もう一つは、京都建築労働組合洛南支部から提出されていた、「住宅改修のさいに10%の助成を行う制度の創設を求める」請願。
 前者は、文教常任委員会で、後者は福祉経済常任委員会で審議された。

 委員会審査での結果は、教育請願は賛成者が共産党の二人のみで「不採択」。住宅改修への助成制度を求める請願は、共産党の二人と無会派の議員の三名の賛成で、採択されていた。

 最終的には本会議での採決結果が優先されるため、委員会で採択されている「住宅改修への助成制度を求める請願」が本会議で逆転されて、不採択となるか、委員会の審査どおり採択されるか、注目を集めたわけだ。


 結果は、逆転されて、「住宅改修への助成制度を求める請願」は不採択に。僕は、賛成の立場から討論をおこなった。
 その賛成討論の全文や、12月議会の特徴などをまとめたものを、メールマガジンで紹介しようと思っている。
(第45号が2週間以上も発行できずにいるので。)

 12月議会が終わった。
 最近、つくづく思う。
 政治とは、国民の為にある。
 考え方がいろいろあっても、何が国民、市民の為になるのかを
 真剣に考える、そこに全知全能を傾けることが政治家の役割だ。
 
 そのことを忘れず追求し続けることができる議員でありたい。


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