ヤグネットの毎日
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2002年01月11日(金) 何気ないことだけれど


 11日は、妻の銀行口座の解約の手続きのため、午前中に京都市内までいってきた。都市銀行のAという銀行なのだが、支店が近くにないので、いろんな手続きが面倒だ。

 準備するものは?と思って朝、電話をしたら、

 「届け出印鑑、通帳、キャッシュカード」と言われた。準備をして、電車で約30分ほど揺られて銀行の窓口につくと、すごい混雑。
 1時間以上も待たされて、「39番の番号をお持ちのお客さま、8番の窓口へおこしください」と案内された。「妻の口座の解約手続きにきた」と用件を伝えると、窓口の女性の行員は開口一番、

 「お客さま、申し訳ありません。口座解約の手続きは、ご本人さまの自筆でないとお手続きができません」

 「が、が、が〜ん!」というショックは、たちまち怒りに変わった。
でも、ぼくの仕事からいって、ここでキレれるわけにはいかない。
 できるだけ平静を装って、
「それって、おかしくありませんか?わたしは、朝電話をして、『妻の口座の解約で必要なものは何か?』とわざわざ確認をして、仕事も休み、電車に1時間もゆられてきたんですよ。代理の解約ができないなら、その旨電話で問い合わせをしたときに、説明するべきではないのですか?」と一気にはなした。

 女性の行員は、「相談をさせていただきます」といって、上司に相談にいき、しばらくたってから、「お電話で対応させていただいたものと確認がとれましたので、旦那さまの署名で結構でございます。」と手続きをすすめてもらうことになった。

 何気ないことかもしれないが、確認の電話や相談をするとき、あるいは受ける時は、聞かれたことに正確にこたえることは第一義的に必要なことだ。しかし、相手の立場にたって話しを聞き、「ほかに御心配なことやご質問はありませんか?」と聞くぐらいの親切さが必要ではないだろうか?
 
 なにごとにも応用できる話だし、人と人とのコミュニケーションでも大切なことだ、と思う。
 
 結局、銀行についてから2時間以上もかかってしまった。


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