ヤグネットの毎日
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昨日は、息子が風邪ぎみ。「保育園いくか?」と聞くと、「ねんねしていたい」というので、思いきって休むことに。 妻は中学校の教師をしているが、いま休める状況にない。 ぼくは宣伝ビラの原稿を書く、というデスクワークがあったので、仕事をしながら子もりをすればよい、という軽い気持ちだった。
ところが、ところが。 息子は、これ幸いとばかりに、ビデオをみはじめた。「お父ちゃんも一緒にみよ、ね。ぼくは教えてあげるから」などといって、引きづり込もうとする。結局、仕事が手につかなかった。読みたい本もあったのに…。 最近、妻が仕事で忙しい。学校現場は、ここでは表現できないくらい相当、タイへン。妻は子どもから逃げるのではなく、立ち向かって行く。 この気合いと情熱は、夫のぼくがいうのは変なのだが、すごいものがある。 知り合ったころ、学校のマラソン大会で思うように走れなかった女子生徒 について、キュロットとカーディガン姿で一緒に走り抜いてしまった、という話を聞いた。子どものために、まっすぐに立ち向かう姿に魅せられたことを、知り合って10年目のいま、あらためて思い出している。
だから、家事もできることはやりたいと思っている。無茶苦茶へたくそだけれど。朝食や夕食もつくる。上手にやりたい、と思うのだが、そこは元来の粗雑なところが出てしまい、目も当てられないときも。
でも、家事をこなしながら、台所から社会と政治が見えてくる。庶民の目線、毎日のくらし、ここを忘れずに仕事をしたいと思っている。 話は変わるが、昨日、日テレの「ズームインスーパー」で森山良子が沖縄のさとうきび畑から完全生中継、生演奏で「さとうきび畑」を歌っていた。いうまでもなく、「さとうきび畑」は彼女のヒット曲だが、静かな反戦歌だということを、はじめて知った。(なんという世間知らず!)
アコースティックギターの音色がしみる。そして、森山良子の透き通りながら、しかし、ジーンと胸にしみる歌声。静かにうたって平和の尊さをよびかける。 これだ。僕のめざすもの。ギターがまた、無性に弾きたくなった。 でも、時間が、、、、、。
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