ヤグネットの毎日
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4日は朝からあわただしかった。 ある方から、デンマークの精神障害者福祉の現状についてのレポートの印刷を頼まれて、10時までに完了させてお届けした。 午後からは、来年度予算に向けての行政からのヒヤリング。 その後、お子さんが長期間不登校になっているお母さんからお話を聞かせていただく。 学校や教育委員会、そしてぼくたち自身が不登校というものを、「学校に元気に登校できる状態にする」ことが不登校への対策の基準にしていなかっただろうか?そのために、時として過剰なまでの登校「指導」をしてこなかっただろうか?不安や不信にさいなまれている本人やその家族の心の内側まで入って共感する、という粘り強い取り組みをすすめてきただろうか?反省させられることばかりだ。 不登校加配をつけてほしい。この心からの叫びも、「お金がないから先生は増やせません」。 優勝劣敗、強きものだけが生き残るーーこれは、ぼくが中学や高校時代の受験競争のなかで疑問に思いつづけてきたこと。いまの「構造改革」路線、規制緩和、グローバリズム等々は、すべてこの「強きものだけが生き残る」イデオロギーと論理に貫かれている。 こうした論理と行動原理そのものに批判をくわえ、グラスツールの共感と共生の運動こそ必要になっていると思った。ちょっと抽象的だけど…。 ぼくのような仕事にあるものは、論理構築だけではなくそれをもっとも身近な地域社会で実践してこそはじめて生きた力となるのだから。
6日から8日まで議会の出張。今回は、徳山市と太宰府市へ会派の視察。 ということで、この期間日記はお休み。視察報告はメルマガで報告予定。
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