ヤグネットの毎日
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2002年03月16日(土) 深谷で府市政報告会

 15日の夜は、民主府政の会・深谷連絡会で「府市政報告会」。
 事前のお知らせが十分にできていなかったけれど、23名の参加で成功した。
 ごどう議員が、いま開かれている城陽市議会の模様を詳しく報告。若山市会議員もご自身が一般質問でとりあげたコミュニティバスのことなどを中心に報告された。
 僕は、パネルなどを使って、府政報告。ポイントは、次の3点だ。

 ●今度の知事選挙は、一地方の首長選挙ではない。ムネオ疑惑に端を発し、税金の私物化=利権政治の構造そのものに国民の怒りが沸騰している。4/7は「よなおし」デー。怒りの一撃で京都と日本の政治を変えよう!
 ●私たちは、この間、様々な選挙で、「大型公共事業優先で福祉、教育を切り捨てる政治にノー!」「逆立ちした税金の使い方を変えよう!」と訴えてきた。ようやく、「なぜ、このしくみが改まらないのか?」という素朴だが根本的な疑問にたいする答えが誰の目にも見えやすくなってきた。
 それは、大型公共工事は、格好の利権の対象となりうるからだ。そこに有力政治家などがバックについて、甘い汁を吸う仕組みが続いてきた。こうした「政・官・業の癒着の構造」にこそ、いまメスをいれなければならない。
 
 ●土木を中心とした大型公共事業では、地域経済の活性化もすすまない。いま必要なのは、福祉や教育、環境にやさしく開発よりも再生型、などの公共事業に転換をさせることだ。
 その典型的な政策として、住宅改修に助成する制度は、全府20億円の予算で1万件に助成すれば、300億円の経済波及効果がうまれる、という試算もある。学校の先生を増やしたり、特別養護老人ホームを増やしたりすることは、一時的に多くの財政を支出することは避けられないとしても、住民に安心感と希望を与え経済波及効果、活性化に必ず寄与する。

 あとの交流のところで、「もっと地域に密着した活動を」という厳しい注文をいただいた。率直に受け止めたいと思った。
 僕自身は、保育園の保護者会や音楽の活動など、自分がかかわれるところで、自然体で人間関係を広げさせていただいている、つもりでいる。

 その方は、党派が違う議員さんを引き合いに出して、自治会活動にも図々しいくらいに出しゃばっていったり、地域でおばあちゃんが歩いていたら、「どこへいきますの?」と声をかけて車でのせていってあげる、とか「身近で小回りのきく世話役活動」をすすんでやっている、というのだ。
 別のことばでいえば、少しあらっぽい言い方だが「どぶ板」の活動をもっとやるべきだ、ということなのだろう。

 この点では、ぼくは是非、この日記を読まれている方からご意見をいただきたいと思っている。
 「側溝の改修」「借金の相談」などなど、身近な相談の解決に全力をつくすことは、当然の事だ。
 確かに、ぼくたちのような小さなまちの地方議員は、その地域で困っている方たちへのお世話をこまめにすることは大切な仕事の一つだろう。そこが国会議員や府県議会議員とは、また違った役割なのかもしれない。
 住民の苦難の軽減につとめることは、僕たちの党の立党の精神でもあるわけだから。

 でも、、、といつも思ってしまう。
 出しゃばり過ぎ、売名行為、というご批判の声も常に自分の心の中でこだまするのも、また事実なのだ。
 必要以上に、地域のことに首をつっこんでいくことや、「私が何でもしましょう」的な請け負い主義には、抵抗を感じてしまう。このあたりは、僕の弱点でもあるのかもしれない。
 
 議員だからこそできることって、なんだろう?

*フリーな立場を生かして行政のことに精通し議会で質問をし、条例や制度をより住民のためになるように改善させる。必要ならそういう条例や制度を創設させること
*「住民こそ自治体をよくする主人公」との立場から住民運動を組織しその先頭にたつこと。
*住民に役立つ情報を的確に機敏に伝えること。
 身近な生活相談に全力であたりながら、上記のようなことを行うのが地方議員の大切な役割ではないか、と思うのだ。
 ホームページを開き、メルマガで情報発信をしているのは、上記のことの僕なりの実践の一つだろ思っている。
 みなさんは、地方議員にどういうことを期待されているのだろうか?ぜひ、ご意見を聞かせていただきたいと思っている。
 
 
 


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