ヤグネットの毎日
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2002年09月06日(金) 事故が起きる前に



 午前中は、地元の党支部の会議。その後、JR奈良線の新田と城陽駅の間で、本来踏切りでもないところにを、人びとが渡り続けている箇所の現地調査に行ってきた。

 写真をいくつか紹介しておく。

 一度フェンスに鍵がかけられたそうだが、いつのまにか…。

 線路の下に敷き詰めている砂利もおちはじめている。危険だ。

 見晴らしのよいところなので、事故はいまのところ起きていないが…


 奈良線は、新田駅までが複線化の工事が進み、ダイヤ改正で通勤時の本数が飛躍的に増えた。京都方面に通勤する市民には朗報だった。他方、沿線の住民(ちなみに僕も沿線住民の一人で、わずか30メートル先を電車が往来している)にとっては、騒音等の問題も指摘されているところだ。
  
 しかし、線路横断の問題は、ずっと以前からあった話しで解決が急がれている。
 城陽市は、東西の交通の便が極端に不自由だ。城陽団地や上大谷、友が丘から西方面に抜けようと思えば、車は渋滞、歩行者は道の狭さから接触事故の恐怖と隣り合わせ。とくに高齢者は、そうした交通の往来の激しいところを避けて、イズミヤ等へ買い物にいこうとすると、くだんの「線路横断」をせざるを得ないわけだ。
 幸い、問題の箇所は見晴らしが抜群にいいところで、これまでのところ事故はおきていない。しかし、いつ事故がおきてもおかしくない状況であることはまちがいない。

 簡易は踏切りをつけられないか。もっと根本的な解決はないものか。近隣の住民のみなさんたちと話しあいをしながら、解決の糸口をみいだせないだろうか、と思案している。

 長野の田中康夫知事の選挙告示日の第一声を、今頃になって読んだ。しなやかな感性と住民への信頼、自治体がどういう方向にすすむべきか、というゆるぎなき確信にみちた演説で、感動した。
 日本共産党の石坂千穂県議団長のサイトから読むことができる。なんとアクセス数は、20万を超えているのだ。石坂さん自身の感性がしなやかで、問題をとらえる視点が新鮮だ。大いに学びたい。URLは以下のとおり。

   http://plaza.rakuten.co.jp/isizakachiho/


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